Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

想い出

この国は誰のものか 2―2(官僚国家)

霞が関界隈の旧文部省横に、立派な門構えの旧大蔵省の建物があった。仕事柄ここへは何度も足を運んだ。大臣室の前の赤絨毯の上も歩いた。審議官、局長クラスのエリートともなると執務室を与えられ秘書も付く。 ノンキャリの事務職は手狭い事務室に、机にうず…

新日本風土記・信州松本

松本といえば、当方にとっても第二の故郷。つい最近、犬HKが2017年6月16日放送の再放送を流した。常念岳を筆頭に北アルプスに囲まれた盆地の中の松本城に味噌づくり、嫁入りに持たせてくれた民芸家具にと随所に松本のお国ことばが出てくる。 信州松本にご…

死因(3-2)

2024年に亡くなった日本の芸能人 有名人(外国人は除く)を見ただけでも半年も経っていないうちに100人近くがご逝去された。中には死因を特定(公表)しない故人や死因を敢えて「自殺」と公にする方々もいる。それぞれにご事情やご遺族のお考えもある…

たかが今日一日、されど今日一日

今となっては過ぎ去りし昔の思い出ばかりを振り返る毎日。こんな時は心も体も後ろ向きだからこそ陥る。加齢や病気を理由にしてすっかり引き籠りの毎日。前や表に出なくなった。仲間との会話は互いに当に古希を過ぎたせいか病院通いと年金の話ばかりで、話題…

「日本二百低山」

吉田類の日本百低山ではなく、5月初旬に発売されたれっきとした山と渓谷社の合本「全国絶景低山200」だ。というのもこの書籍、昨年2度にわたって上下巻で販売された絶景百低山を合わせて製作されたものだ。 山仲間のN氏が散歩がてら錦糸町まで出向いて…

こんな日本に誰がしたっ!

薄っぺらで短小軽薄、利権、権益、欺瞞、似非、不誠実、世は短絡的で先を急ぎ虚偽や偽物が横行、切り抜き、切り取りは当たり前、権威主義ばかりで正義、矜持や真実を貫こうとする人すらもいない。 降ってわいたような流行語。「少子化対策」、「労働力不足」…

テッセン

久しぶりに帰省したら、玄関先に亡き母が大事に育ていた「クレマチス(テッセン)の花」が咲いてた。主を失った花もこうして見事に忘れずに今年も咲いてくれた。あたかもそこに生きている(共生している)ようだ。 昔、ご近所の人がこれを欲しいと言って、根…

東南西北・壱弐参四

トウナンシャアペイッ、イーリャンサン~スウっ。今日は麻雀のお話ではない。甲府市内を大きく分けると東西南北に分かれる。これに沿って市立(公立)中学校も北中、東中、南中に西中がある。これらの学校は歴史が古く生徒数もかなりを数えていた。 高度経済…

「夜の甲府」で・・。

ご存知の方はいらっしゃるだろうか?裏春日では「スマロ」の餃子に「富士アイス」の自慢焼き、「清水屋」のお稲荷さんに、スナックやキャバレー「美麗」に「赤と黒」に「松菱会館(旧中込百貨店や岡島百貨店と双璧をなした旧松菱)」、幼き頃ここで屋上に檻…

ヒゲの園長先生

春の選抜高校野球も終わり、「祭りのあと」といった寂寞な気持となる。こうなると気が引け、とかく昔のことを振り返りたくなる。広島の広陵高校が青森山田に負け、その雪辱を中央学院大学付属高校が果たした。まるで、広島の仇は千葉で!とでも言わんかのご…

お(小)池にハマって

ヘチマの棚に内湯のなかった当方の幼少期にたらい桶で浴びた行水を、いまでも在りし日の思い出と大切にしている。 その後、銭湯に通うようになり、湯上りのフルーツ牛乳が美味かったこと旨かったこと。脱衣場の大人たちも何故か誰もが腰に手を当てて牛乳を飲…

松本の山賊焼き

昨日のブログは山梨ネタばかりで申し訳ないので、今日は「ブームの深追い」ではないが、懐かしいかな当方にとっても第二の故郷。ゆかりある長野県松本市の「山賊焼き」を採り上げてみた。 今からおよそ40年以上も前、義父に連れられて、和風割烹「しずか」…

「お国自慢」なまり

方言で恥ずかしい経験ありますう?びっこ、めくらなど地元には昔からこのような差別用語があった。でも小さい頃の経験では、いっさら感じていなかったのが正直なところじゃんけ。興味のある方はネット検索してみてくりょうし! さて、山梨の甲州弁は、初めて…

株高に釣られるな(名目と実質)

どの企業も春闘の満額回答が出揃ったところで、BOJのゼロ金利解除(銀行普通預金金利も0.001が0.02の20倍になるとマスゴミも金利高に大衆心理を煽る)。まあ、こうよくも予め仕込んでおいて時期を見計っての金融政策の転換。と、思いきや実質…

ブームを深追いするな(3-3) 

さてこの次にブームとなってやって来るのは、何か?貴殿のご指摘のとおりご名答「おにぎり屋」だ。この店の屋号は「かにや(本店)」。昔から甲府の裏春日で老夫婦がこじんまりと営んでいた。僅か3坪ぐらいの店の中にカウンターがあってそこで頂く「おにぎ…

生き残るのは奴等だ!

当方、勝手に思っているのだがどんな災害でも、天変地異があってもダーウィンの「種の起源」を持ち出すまでもなく、以下の三大生物は人類が滅亡しても生き残っていくものと信じている。 まず、筆頭は「鼠」だ。良く言われることは沈みかけの船からいち早く逃…

仲を「トリモツ」たい・隊(2-1)

昨日と後先になったが、このフレーズは福岡・博多弁ではない。時に当方我幼少の砌、生卵なぞは月に一度口にできるかできないかの極貧の生活の中にあった。ご飯は当然麦飯。この麦飯がなくなると来る日も来る日も「ホウトウ」ソバができないところほど饂飩が…

また会う日まで♪

「ばいばい、じゃあまたね、今度ね、次はいつ会えるかしら?またお会いしましょうね」。別れ際のご挨拶というかかけ言葉にはいくつかあって、その言葉には重みや意味がある。 気楽に子供が使うような、最近では大学生やいい大人までもがこの「バイバイ」を使…

一曲勝負

ジャリタレや坂道グループなど個では勝負できない軽薄短小な連中が多すぎる。卒業後は元○●のみたいな、まるでそれが履歴の勲章のようにそしてそれをウリにして再びTV画面を賑わす。 これってプロダクションやプロヂューサーの考えかもしれないが、いい加減…

れば、タレ(2-2)

これは、前提の仮定条件を持ち出して説得、説明してるように傍からは見えるが、コレ大間違い。こういう話し方をする輩に説得力もないしロクな者はいない。のがこれまでの当方の経験則。「折れた煙草の吸殻で♬♬、あなたのウソがバレるのよ♪」 政治屋、組織ト…

たらレバ(2-1)

昨日は、節分。昔、七輪の上でイワシを焼いて家じゅうがその煙で息もできないくらい咽たことがある。実は「イワシの頭もシンジンから」というが、この煙、邪気を追い払う魔よけのことだ。 今でさえ、庭先や路地で魚を焼くのは見なくなったが当時はどの家でも…

節分・暦

ウィキペデイアによると・・・・(以下一部引用) 節分(せつぶん、せちぶん)は、雑節の一つで、各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のこと。節分とは「季節を分ける」ことも意味している。江戸時代以降は特に立春(毎年2月4日ごろ)の前日…

良き友よ

下駄を鳴らして奴が来る♪知り合いが能登の七尾に棲んでいる。今回の大地震では大変な目に遭ったそうだ。ただ、家屋が倒壊しなかったのが不幸中の幸い。そんな奴だが今朝も早くから雪かきをしているそうだ。 そんな彼が丁寧な手紙を添えて我が方の床上げを喜…

こう見えても・・

告白、当方、面(ツラ)はいいが正直なところ人付き合いがあまり得意な方ではない。要は偏屈な人間である。それは自分がここまで歩んだ道のりを振り返れば良く分かる。グルーピング、やされくれ仲間に、同級生とのイザコザ、他校生との喧嘩、そんなことした…

我はゆく

今年に入り覚えてるだけで、坂本龍一71歳、北別府学65歳、もんたよしのり72歳、朝潮太郎(元大関:朝潮)67歳、李剋強68歳、そして極めつけは、11月9日に亡くなられた大橋純子73歳。「シルエットロマンス」や「たそがれマイラブ」などこの徳…

綾香

彼女の「にじいろ」という歌は、「花子とアン」は「赤毛のアン」の翻訳者である山梨縣出身の村岡花子の波瀾万丈な半生を描いた作品。実はこの物語、ドロドロした略奪愛の現実を脚色している。オソる恐ろしい男女の愛憎物語だ。 いずれ、その後彼女は山梨英和…

登山追想5

霧降高原・鳴き虫山から丸山・赤薙山コース、女体山へと。一番怖かったのは赤薙山へのアプローチだ。この尾根はスキ場の脇を登りに登って、だらだらした尾根を登り、女体山く目指す。 この地帯は、夏に限らず春先から雷雨が激しい。落雷も多く山登りの常備品…

登山追想4

何せ、中禅寺湖畔の日光二荒山神社まで行くまでが難儀。東京を始発で出ても着くのは9時過ぎだ。この神社の社務所に登拝料千円を払い、いよいよ男体山へのアタックだ。 そのまえに神社わきになんか素焼きの皿をご神体に投げてこれが見事に割れれば幸運が訪れ…

登山追想3

今回は日光白根山。路線バスを乗り継ぎながら群馬の片品村から入る。ここに山小屋とは一風変わった温泉宿が所在する。ここは知る人ぞ知る名だたるお宿で、その昔、今の天皇陛下が幼少のころ丸沼高原にてスキーに興ずべくお忍びでこの宿に泊まったとご主人か…

懐かしき音色

庭で鳴いているコオロギの虫の音、張板に貼ってあった母の着物。ヘチマの棚の下で浴びた行水。 かまどで湯を沸かした時のさのパチパチしたあの附木のおと。かまどに煮立つ 鍋や窯の音。それに一番は、おふくろが洗濯板をしごいて、出していたあの音だ。ごし…