Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

松本の山賊焼き

 昨日のブログは山梨ネタばかりで申し訳ないので、今日は「ブームの深追い」ではないが、懐かしいかな当方にとっても第二の故郷。ゆかりある長野県松本市の「山賊焼き」を採り上げてみた。

 

 今からおよそ40年以上も前、義父に連れられて、和風割烹「しずか」の先旧映画館だあっやナンンチャラ小路、裏町、西堀界隈の飲み屋街を飲み歩きした。しかも連れ立って昼過ぎに駅ビル一角の食堂から始まって日付が変わる頃までお付き合いさせられた。

 

 義父は大学卒業後、某電力会社に入社。まあ立身出世を画に描いたような人生だったが、退職を機に傍系の子会社を仲間と立ち上げたが、それもつかの間、体調を崩し昭和57年大晦日に市内の「相澤病院」で息を引き取った。

 

 そんな義父との思い出はカウンター席に座り、白の割烹着がお似合いの若女将さんからの盃を傾けながら頂いた「山賊焼き」だ。たわいもない鶏肉を揚げた料理だが、これが実に美味く、その味はしっかりと頭に残っている。今となっては儚くも懐かしい思い出となっている。

 

 食材は、長野県産の「信州福味鶏(トリ)」を使う。最後に市内の百老亭のレシピをご紹介してみたい。

 

材料と分量5人前

・福味鶏 300g

しょう油 100㏄

・酒 80㏄

・おろし生姜 大さじ1

・おろしにんにく 小さじ1

・片栗粉 適宜

・作り方・調理方法

 肉をできるだけ均一の厚さに切って、調味料を全部合わせて鶏肉を漬け、30分位して片栗粉をまぶして、160℃の油で揚げて完成。

 

 調理のポイントとしては、「片栗粉をつけてからしばらく寝かせ、もう一度片栗粉をつけてから揚げること」。思い出の逸品だで・・!たべてみやんセ。

 

 そのほか、「まつかのウナギ」に「たけし屋の焼きそば」、「小林のそば」に「小松の牛乳パン」や「味噌パン」などここ松本に来なければその味は分からない。