Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

本音に共感

 このご時世当たり前だ、道徳観念が薄れ、モラルもマナーもあったものではない。それが至極当然にして世どころか地域の秩序をも乱す。インバウンドによるオバーツーリズムの弊害。地方再生に名を借りた、「ムラ八」移住ブーム。その七割から八割が地域に馴染めず、溶け込めず再び元ある棲家に帰っていく。

 

 地域社会は、考えている以上に過酷な試練を要求される。ゴミ出しから始まって町内会の役員、復興や活性化とはいうものの、一方でよそ者が掟も知らずに・・・こうなると移住民が異獣民ともなる。

 

 現場の声は良く分かる。この国がどこの国であって、その地のしきたりや風習を全く理解(覚悟)しないまま、飛び込むと治外法権どころか一揆に地域は元に戻る復元力をなくしてしまう。

 

 そんな中、飯山江沢市長 下水道にマスクや紙おむつを捨てる人に対しての差別発言「こやつら腐ってる人間」、ところが、この発言「当地はその手の人種が多く住み、行き交う地域だ」と誤解されてしまう。これでは元も子もない、

 

 でもこれ正直、本音ベースと強い共感を覚える拙者。やっとここで北信の雄、御大が長年愛着した「イイヤマ」。駅前の駐車場敷地の件と言い、駅前ホテルの一件と言い、何かとお騒がせの地方区「飯山」がとうとう全国区に名乗りを挙げ、ニュースにも取り上げられ、知名度向上にも一役買った。

 

 以下、《人間腐ってきてるな》X投稿で削除謝罪…長野県飯山市長のエリート人生と故郷への思いと、3/25(月) 16:32配信、日刊ゲンダイDIGITALから・・・

 

 

長野県の県都長野市から北に30キロ余。冬は豪雪地帯で知られる人口2万人の飯山市の市長が、X(旧ツイッター)に投稿した文言が話題となっている。

 

 泉房穂氏が激白!「国民を救い切るには衆参計5回の選挙で勝つこと。そこまでやって日本の夜明けが来る」

 

 2023年12月、江沢岸生市長(70)は、市内の下水道にマスクなどの不織布や下着が投棄されていることを問題視し、《全くどういう神経してんだよ 人間が腐ってきてるな》などとつづった。この投稿が今年3月議会で取り上げられ、「人権侵害ではないか」と追及される展開に。指摘を受けた江沢市長は投稿を削除。22日の会見で「より強く市民に認識してもらいたいという思いから、投稿した。飯山市の水道行政でいちばん頭を悩ませていること」「ポンプの故障につながるし、職員の苦労を思ってのことだった。品位を疑われる表現については反省をしている」と謝罪する事態となった。

 

 「人権侵害」の政治家といえば、自民党杉田水脈衆院議員(56)だろう。アイヌ在日コリアンへの差別的言動を繰り返し、法務当局から人権侵犯認定されている。

 

 これに対し、江沢市長は職員や住民生活に迷惑をかける行為をやめるよう注意喚起したと言ってもよく、ネット上では《言葉がひどい》《いや、少し強めに言わないと迷惑行為はなくならない》などと賛否両論が飛び交う状況となった。

 

 ■過疎化で寂れていく故郷を何とかしたいと奮起

 一気に全国区になった江沢氏は一体どういう人物なのか。

 

 「地元の県立飯山北高、茨城大を経て、行政管理庁(現総務省)入庁。大臣官房審議官に就き、2010年に総務省を早期退職しています。56歳の時です。それから10年以上経ち、過疎化で寂れていく故郷を何とかしたいと奮起して市議になり、2022年の市長選で初当選しました。公約では、給食費の負担軽減、18歳までの医療費無料化などを打ち出し、市民の反応もまずまずです」(地元記者)

 

 総務省の審議官といえばエリートクラス。故郷を立て直したいと市長になったぐらいだから、その熱意は伝わるだろう。

 

 「飯山市は人口がどんどん減っていて、これを早く何とかしないといけない。新幹線の駅が出来たのはいいが、逆に子供が都会に行きやすくなってさらに人口減に拍車が掛かっている。目玉の観光産業も乏しく、『飯山仏壇』で知られた仏壇店が複数並ぶ通りは閑散としていて、まさに仏壇通り。笑えない状況になっています。余談ですが、今の市議会の構成は市長派ではない、いわゆる“野党”が多数を占める。今後も市長の言動がいろいろ取り上げられるでしょうね」(同)

 

 少しでも市民生活を良くしたいとの思いから、踏み込んだ表現になったのかもしれない。と、「お答えは差し控える」「存じ上げない」「(税金を)払わない」などが横行する国会答弁。そんななかで建前論ではなく市長の本音、本心には共鳴できる。