暇に任せて、ベットに横になって携帯電話をいじりながらYouTubeや動画をみることがよくある。ただ、たいとるのようなもうこの手の番組は見たくない。暇にませてよく出てくるのがこの手の類。TV番組ではないのでなんか、動画ゆえにリアリテイ―があって怖い。
しかも、この手の内容。人の気配がするから余計だ。村にしても街にしても、病院にしても、施設にしても今そこまで息づいている生活感や匂いが伝わってくる。人が棲まない街や村は一気に廃れていく。残されたものはそれまで使っていた生活用品や医療器具、ベッドや調度品までが残されている。
そんなの楽しいのか?と思うのだが日本中の至る所にこうした廃墟が手つかずのままに残されている。貴金属類だけは持ち去られ、障子、襖の類はボロボロだ。でも、人の気配だけはするのが不思議だ。
誰も棲まなくなったムラや街、近所も居なければ人もいない。寂しげに井戸端の水滴だけが空しく響く。そういえば、空き家となった実家は今どうなっているんだろうか?