Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

こう見えても・・

 告白、当方、面(ツラ)はいいが正直なところ人付き合いがあまり得意な方ではない。要は偏屈な人間である。それは自分がここまで歩んだ道のりを振り返れば良く分かる。グルーピング、やされくれ仲間に、同級生とのイザコザ、他校生との喧嘩、そんなことしたところで、今となっても何一つとして身にもならず強烈な印象も残っていない。

 

 ただ、若かりし頃万引きをした商品を母親が見つけ、体を震わせながら涙ながらに庭先でそれを燃やしたことは強烈に頭に残っている。親としてみれば「貧乏が故に、貧相が故に・・」子供がそうしたことをすることと思ったようで、子供がそういうことに手を染めたそのこと自体を自分のことよのように悔いていた。そうした光景は今となっても未だに脳裏に強烈に焼き付いている。

 

 知り合いと親戚とは仲良く、ご近所とは揉め事がないよう、と、喧嘩はするな、だったらいち早く逃げろ!!が、それが母の教えであり、生き様だったような気がする。

 

 その昔、拙者、ビッグ・プロジェクトの総責任者を任された。とは言え、表舞台の役者は担当役員。業界の外に向ってはお手柄話ばかりだ。現場の辛さや憔悴は何一つ分っていない。

 

 人を使う、組織をコントロールすることはそこら辺の同好会やサークルでも同じだ。つまり、いくら数や規模を大きくしても、同じ目線、価値観、意識がなければ目的は成就しない。ひとり、独りがその組織を統制、価値観や使命を共有できなければ、上手く行く筈もなかろうに。上下(力)関係だけでは仕事も組織も上手くは回らない。

 

 時に、いつも給油するガソリンスタンドのメンバーが繁く若い人に代わる。一見してJKのバイトだ!とすぐ判る。毎度呼ぶタクシー運転手の顔ぶれも昨日とは違う。出入りの激しい世界だ。

 つまり、こうしたお仕事には人付きお合いが苦手な人や組織に馴染めず、人間関係をも構築できない人が流れていく。

 

 干渉されず、世話も焼かれず、難しい組織論もなく、「いらっしゃいませ」と「ありがとうございます」の二言でカネが稼げる。お客との余計な会話も愛想も要らないし店長や配車係に怒られることもない。

 

 そうした連中が世のなかに多いこと多いこと、それで職を渡り歩く(シノギを削る)だけの世界が彼らにとっては魅力的なようだ!!!オイラのようなこうした連中が増殖しては日本の未来は描けない。