機を衒ったように、喧嘩、イザコザ、もめごと、トラブルに日常的に発生する機に乗じて善人を装う人がいる。
日常生活ではなくても、紛争、戦争、災害や事故などが起きても必ずと言って良いほどこうした類の連中がこれ見よがし顔を出してくる。
よせばいいのに、これが美談としてまたは悲惨の象徴として世界中のマスゴミが取り上げるものだからなおさらタチが悪い。
つまり、こうした媒体は平時や日常ではニュースにならないから、過酷な闘病においても障害生活においても変化を激変を好む。「ひっそりと」、「こっそりと」では飯のタネにならないので「子沢山家族」などをテーマに極度なデフォルメとして上げるのがこの世界では常道だ。
媒体やマスゴミに限らず、一般庶民の中にも「偽善者ぶる」方々が多い。これに群がる連中も多いこと多いこと。演出には話題性、突発性、意外性、速報性、事件性や過酷さ、拡大被害、犯罪性、非道徳性、残忍・残虐性や想像を超えるような画や記事が欲しくなる。
そうした観点からみると今の報道は事実をありのままに伝えないどころか切り貼り、抜き取りなど平気で現実を作りものになりがちだ。
翻って、過去を振り返ればそのことが事実であることが良く分かる。さて、みなさん、
以下の言葉に連想するものは何でしょうか?
・食わせ者
・腹黒い
・あざとい
・裏と表がある
・いい人ぶる
これらに何を感じますか?共通する言葉は「偽善者・ぶる」との言いかえです。
つまり、そのもの(人)が二面性を持つ動物であって、思考回路も素直に現実を淡々と・・受け入れず、「偽善」を装うのである。
ちなみに「食わせ者」というのは、悪人なのに善人のフリをする騙し屋のこと。
「食わす」には「あざむく」という陰湿な意味もある。そんな連中ばかりがお上から下々までが跋扈する昨今、皆さんは「あざとく」生きてはいませんよね~!!