Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

生き残るのは奴等だ!

 当方、勝手に思っているのだがどんな災害でも、天変地異があってもダーウィンの「種の起源」を持ち出すまでもなく、以下の三大生物は人類が滅亡しても生き残っていくものと信じている。

 

 まず、筆頭は「鼠」だ。良く言われることは沈みかけの船からいち早く逃げ出すのはネズミだ。その意味では予知能力に長けていて身に降りかかる災難に対していち早い行動が取れる。それにネズミ算と言われるが如く繁殖能力が極めて強い。

 

 次に生き残るのは「ゴキブリ」だ。水の中でもどこでも生きている。何も食べなくてもフケやダニを食べながら半年やそこら生きることが立証されている。夜中にゴソゴソと排水管からシンクに出てきて、食べ残しを漁る。

 

 静かにしていると微妙な音がする。それを待ち構えるようにコップに洗剤を溶かした水を抱え、それを真夜中にジーと待つ。ゴキブリを手際よく素手で捕まえてはコップに沈める。ことあろうその人は亡きお袋の日課だった。これぞ正に「よるのお勤め」だ。

 

 そして最後にご紹介するのはシラミだ。最近何かと話題に上っている奴だ。フランスではこの吸血虫トコシラミが大繁殖しホテルや家屋に限らず一大発生している。

 

 お隣K国でも蔓延しているようだが、それがとうとう日本にもその兆しがあり、都内でも発見されたとの報道もある。どうやらこれインバウンドのせいで海外からの旅行者の荷物や衣服等に付着し国内に持ち込まれているらしい。

 

 具合の悪いことに、コヤツを駆除するには市販の殺虫剤が効かず、専門業者でなければ対処できないという。外国人が日本中を歩くものだから民泊を含めた宿泊施設はおろか、移動手段であるバス、鉄道、旅客機などの公共交通機関を介してばらまかれている。

 

 いま一番、頭を悩ませているのがJR(東)を中心とした鉄道各社だ。なんと上野駅小山駅行きのJR宇都宮線の車内座席シートの隙間に巣食っていた。

 

 それが発見第一号だ。それを機に都内ではトコジラミ発生宿泊先マップなるものまで公開され、実際に人的被害も拡大している。これへの個人レベルの対策としては、帰宅後は玄関でまっ裸になって衣類はすかさず洗濯をし、手荷物は風呂場に入れるほかない。

 

 世の中にはこのようにいやらしいほど生命力のある生物が存在する。時にほ~ら人間の世界でも「ネズミ」、「ゴキブリ」、「シラミ」に似た性格の奴らも多いが、さにあらずどんなことが起きてもこうした連中だけが生き延びる。