2023-06-17 懐かしき音色 とく散歩 想い出 庭で鳴いているコオロギの虫の音、張板に貼ってあった母の着物。ヘチマの棚の下で浴びた行水。 かまどで湯を沸かした時のさのパチパチしたあの附木のおと。かまどに煮立つ 鍋や窯の音。それに一番は、おふくろが洗濯板をしごいて、出していたあの音だ。ごしごしと暑いにも冬の寒いひもいつになく何食わぬ顔でやっていた。今思えば・・・ 懐かしさばかり、心に残る、あの音だけが心に残る。どうしたんだろう、どうしてなんだろう?・・・