Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

苦い怖い思ひ出

 誰しもに、幼き頃の怖い思い出や辛い思い出がある。それも後々の生涯に良い教訓や戒めになったりもする。多聞に洩れず当方とてそんな思い出が残っている。

 

 内湯がなく夏は夏でヘチマ棚の下でたらいで行水を浴びたこと、麻でできた四方を吊り下げた蚊帳の中で寝苦しい夜を過ごしたこと。

 

 冬は冬で北風に煽られてトタン屋根がめくれる音に風が電線を切りながら唸り声が響く。自宅の塀囲いの木戸がパタパタと音を一晩中鳴り続け、恐怖心の余り一睡もできなかったこと。

 

 秋は秋で、台風到来に「むしろ」窓に釘付けし、真夜中に母と窓一緒になって木棒で支えて風雨を凌いだこと。その時オヤジは店内のローソクの灯りでパチンコ三昧していたことは今でもよく覚えている。

 

 春は春で小学生当時、田圃の畦道で同級生と追いかけっこをしていたところ、その一人がコイダメに落ちてみんなで笑ったこと、歳を取ると昔のことだけが鮮明に蘇る。でも、今あった事や昨日の食事の内容が思い出せない。

 

 とりわけ今でも恐怖を憶えるのが真冬の夜に現われる「ボン叩くさん」。そんな思いが恐怖心として今も蘇る。白装束で、「ボンボンツクつくボン叩くさん・・・」太鼓を叩きながら集団で練り歩くまるで修行僧か信者なのかは分からない。でも子供心に親の言いつけを護らないと「ボン叩くさんが来るよ!」と驚されたのはしっかり覚えている。

 

 ヤフー・アプリの質問コーナー出て来た回答が次の通り。以下一部を引用。

 

「いつ・どこで・どのような格好をしていた僧侶を見たのかによるのですが、黒い衣に黄色の様な袈裟(木蘭)をつけて、笠をかぶり、行列を組んでいたのでしたらまず日蓮宗です。

 

これは、行列を組んで移動するときに行われるもので、題目に合わせて太鼓をたたきながら歩いていきます。いつどこでという特定のきまりはなく、行列を組んですすむ場合に使います。

 

また、冬の間一人~複数人でしたら寒行を行っているかもしれません。「日蓮宗寒行」で検索すると出てくると思います。寒行ですと、期間は寒い時期、行先は日蓮宗寺院になると思います。

 

なお、この太鼓をたたきながら行列を組んで歩くにも、左足が最初から・行列中は他人と会話をしない等の決まりがあります。

 

逆に、これ以外ですと、例えば黄土色の衣を着ている場合は日本山妙法寺の人達です。たまに国会の抗議デモで映っているので見た事があるかもしれません。彼らは日蓮系ですが日蓮宗ではなく他宗派です。」

 

 との由。