早朝散歩で気づいたことがある。それは最近のカラスの多さと鳴き声だ。彼らも居心地よい住処をねらって移動しているようだがやけに大杉だ！カラスはあざとく人を騙すのもうまく、時にニセ芝居も打つ！
季節によってはセミの鳴き声がやたらと頭に響く年もあれば、やけに駅前の木々にムクドリがギャーギャーと鳴くのも耳障りだ。でもそんな連中は常に高所から人の動きを見ている「上から目線だ」。
ただ、カラスを始めとして必要以上に威嚇すると、彼らはバカではないのでヒッチコックの映画「鳥」のように「人間に対しても後頭部を狙って攻撃を仕掛けてくる。」と、家人が予防線を張って「ほどほどに」と諫められた。
電線や電柱に止まっているカラスはともかく、それと同じように朝早くしてゴルフ道具を自家用車に積み込み、夜明け前というのに隔地のゴルフ場に向かう。ここで問題なのが車夫だ。
必ずと言っていいほど後部座席に乗るのは役員や上司、助手席に乗るのは中間管理職。車を出すドライバーは出来の悪い若い部下たちだらけだ。
行帰りはともかく、ひたすら酒も飲まず部下らが車を転がしご自宅まで送迎をしている。上司や仲間と思うような連中はプレイ後のシャワーを浴びて一杯やっているのが常。
さほどゴルフも上手ないくせにゴルフ談議に華を咲かすだけ。どうやら、平地に住んでいる人間社会にも上から目線の輩が幅を利かせているようだ・・・！
