今年に入り覚えてるだけで、坂本龍一71歳、北別府学65歳、もんたよしのり72歳、朝潮太郎(元大関:朝潮)67歳、李剋強68歳、そして極めつけは、11月9日に亡くなられた大橋純子73歳。「シルエットロマンス」や「たそがれマイラブ」などこの徳兵衛が若いころから愛好したお気に入りの歌手だった。
国内では抜群の歌唱力の持ち主で、渡米を試みたが失敗。失意の下に帰国した経緯がある。さすがにこの訃報には驚かされ今でも相当なショックを受けている。
北海道のラーメン屋の小娘が単身上京、ミノヤセントラルステーションとバンドを組みメンバー(佐藤健、キーボード担当)と結婚したのもつかの間、彼もまた70歳の若さで他界している。
ここに挙げたのは当方と同じう古希(70歳)前後の同世代の有名人ばかりだ。なんとこの若さでと思うのだが大橋純子に至っては5年前に初期の食道がんを発症、放射線治療などで数か月入院後無事に退院したがその後、乳がんを発症。複合癌の発症で2、3日前に突然あの世に旅立った。
内臓の中で何故か食道だけには内臓を包み込む漿膜がない。そのためリンパ節や多臓器に転移するケースが極めて多い。ことあろうこの徳兵衛も5年前に食道がんを患った時に2か所リンパ節に転移が認められステージが1つ上がった。そしてこの5年の間に直腸(大腸)を患い今度はこともあろう咽頭がんだ(来月手術予定)。
冒頭に掲げた有名人の早すぎる死には言葉もない。なんでこうなるのか?順番なのか、寿命なのか、前世の祟りなのか、それともこの世のお仕組みなのかは分からないが、いずれにしてもその理屈や仕掛けが良く分からない。
そうういえば、大事な人をもう一人忘れていた歌手の谷村新司、享年74歳、小大腸がんのため本年10月8日に逝去。彼の有名な持ち歌「昴」になぞらえて「われはゆく」ならぬ「(そう遠くないうちに)我も逝く!」