何せ、中禅寺湖畔の日光二荒山神社まで行くまでが難儀。東京を始発で出ても着くのは9時過ぎだ。この神社の社務所に登拝料千円を払い、いよいよ男体山へのアタックだ。
そのまえに神社わきになんか素焼きの皿をご神体に投げてこれが見事に割れれば幸運が訪れるとか・・・。見事に外した。
神社裏手には噴出泉が勢いよく噴き出している。さすが温泉地帯だ。木漏れ日が漏れる樹林帯を過ぎると程なく林道を横切る。
本格的な登山はここからだ。一合、二合と次々と祠が現れるが、何せ岩場の登山道で歩きにくく、バランスを保つのもやっとだ。この単調な岩登りが終わるといよいよ頂上が近い。眼下には遠く中禅寺湖が拝め一服の安らぎとなる。
岩場が終わると、赤茶けた登山道に変わる。同じ山とは思えない。やっとの思いで山頂につく。ここにも神社があって、白装束の信者たちが毎年ご神体を背負ってここに上がる。ここは山体そのものが神であることから、お参りに登拝料を支払うのは納得がいく。
ただ、山頂に建てられている宝剣は良いとしても、何とか尊の立像は興ざめでげんなりする。ここは遠くから見る山だな!天気は午後から崩れることが多い。足早に下山して、東武日光駅に向かう。
なぜって?駅前の土産物屋のおばちゃんと仲がいいからだ。ご機嫌がいいと賞味期限が迫っている漬物をタダで貰えたりもする。
因みに男体山の登山期間は、4月25日から11月11日まで、上記期間中は、毎朝6時開門、受付後入山が可能だ。
問合せは、二荒山神社中宮祠(電話0288-55-0017)まで。
令和5年6月21日(水) 午前5時10分現在の天気は晴れ、気温12℃、湿度60%だす