Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

嗚呼、夢情(壱・弐・お嫁参番)

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 今日は山登りの夢を見た。登山口に行きつくまで延々と道を歩くのだが、小さな食事処の店の中で親しげに仲居さんと話し、腹ごしらえをしてから海辺に立つ。ここからが長丁場だ。干潮だから波が防波堤を越えることもない。そのうえをしばし歩き、登山口に近い浜辺に降り立つ。

 

 そこからが一苦労。屋久島の宮之浦岳や北海道の旭岳に向かうような渓流沿いの登山道を長時間をかけて歩くがピークが見えてこない。腹も減り、もうしばらく休みたいと思ったときに山頂が見え、小さな山小屋も見える。

 

 やっとの思いで小屋に辿り着き、温かい豚汁を戴くも疲れのせいかそのまま眠りに就いてしまう。目が醒めて気が付いてみれば陽は翳りはじめ、慌てて下山するが登山口に近い浜辺に着かない。

 浜辺に着いてみると満潮となり堤防堤は海水に浸かっている。別のパーテイ数人は登山靴が濡れることを承知で別の防波堤を足先で探りながら帰路のバスや列車に間に合うように先を急いでいる。

 

 こちらも先を急いでいるのだが、安全確実と思い来た道の一尺程度の防波堤の頭を膝までの波に揉まれながら、いつ波にさらわれるかも知れないので慎重に歩を進めていく。

 

 やっと朝来た小さな食事処の店に辿り着く。陽は暮れ辺りは薄暗い。その時、突然に仲居さんが当方の足元を見ながら「登山靴はどうしたの?」とやにわに訊いてくる。「履いてるでしょっ」と答えるも、靴を履いていない。

 

 波に使った防波堤を必死に戻り探したが見つからない。結局、別のパーテイ数人と別れた防波堤の岐路で自分の登山靴を見つけて、急ぎずぶ濡れの靴を履き帰路のバスや列車に間に合うように先を急いだ。

 

 夢はここで終わったが、長時間足が海水に使っていたせいか、ぶよぶよに水膨れしていいたのだけは鮮明に覚えている。

 

 一体、この夢の深層は何処にあったのか、なぜこんな夢を見たのか不思議でならないが、鮮明に覚えているのも奇異だ。