Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

前門の虎、後門の狼

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 一向にワクチン接種が話ばかりで現実化や先が見えない。根本的な対策は何一つ進んでいないのに、新規感染者数だけが作られ盛られている。先を急ぐように緊急事態宣言解除の一週間前から急に感染者が減少し始めた。重症化もの数は高止まり・・。完全に数字が造られている。どうやら、選挙と東京五輪の開催是非の期日が迫る中、早目に理屈をこねて何が何でも解除を急ぎたいようだ。

 

 医療現場では、解除は慎重べきにあるべきとの声も大きい中、大阪の吉村府知事は、東京が緊急事態宣言の対象になった時に、「急いで大阪も宣言の対象にしてくれ」と喚いたはずなのに今度は「府の独自基準で解除を急ぐ」とというお粗末。かと思えば記者会見席にイソジンを並べて、チャンコロウィルス感染に聞くと云ってみたりとまるで駄々っ子のようだ、

 

 これに同調する自治体も多い。「船頭多くして舟山に登る」が如く。無節操、ノンポリシー。

 

 明日から黄砂に載って大陸からPM25が飛来する。ウィルスに付着すると重症化しやすいそうだ。そのうえ昨日東京都内でもスギ花粉飛び始め、コロナの初期症状と判別がつきにくく、それにイギリス、南アフリカやブラジル由来の変異株などの国内の蔓延など、さらなる受難の時代がやって来た。

 

 週末都内の街に、人出は多い反面、老舗料理店や宿屋、居酒屋は勿論のこと洋菓子店や食材を扱う魚、肉に野菜を取り次ぐ卸売業者は青息吐息で倒産や廃業が相次いでいる。また看護師の現場からの離職も深刻だ。午後8時過ぎの都内の繁華街はまるでゴーストタウンの様相だ。

 

 その分、公園や路上で座り込んで一見して景気が良いようにもみえる。だが一番の儲けは株価だ。30年半ぶりに日経平均が29000円を超えて来た。企業はここぞとばかり内部留保をため込み、これにバブル投資家が相乗りしている。

 

 巣ごもりの中、どうやらにわか投資家が「オチョンコ」づいているようだ。バブルの再来と云われるが、コロナ禍の中、今度バブルがはじけたら、それこそ痛い目に会うのはオマエだ!