Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

「コロナ禍の社会を考える」(その5)

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 以前掲載の続き。天皇陛下をお迎えしての、先の東京五輪開会宣言を前に不敬な政治家(ガスーにお池)や政争や政局しか考えない輩が多いなか何をか言わんヤダ。よ~し決めたぞ!ぼつぼつこのシリーズも最後にしようよ思いきや・・・。八月も晦日だというのに話題が尽きない。 

 

 一方で話題の中身は息切れ夏枯れ状態の陽でり地獄の中、大学病院の昨日の受診初日は何とかクリア。それにしても以前にも益して院内は閑散。受け入れ患者の中にこれまでにない新種ウイルスが発見されたとの報道があったせいか、外来患者が少ないのには驚き桃ノ木、山椒の木。

 

 クドイようだが、PCR検査は毎日やらなければ意味がない。この検査は予防でもなければ治療でもない。感染の有無を調べることによって、その後の治療方針が決まるがどこの病院も今はそれどころではない。グダ、グダの感度の悪い「抗体検査」なぞは気休めにしか過ぎない。だから抗体検査をして陽性反応がでた時はすでに遅かりし内蔵助。

 

 さらにPCR検査も万能ではなく、各国の陰陽性判定はCTなる基準値があってこれが各国によってバラバラなのだ。つまり、帰国者や外国人がいくら向こうで陰性であったところで日本国内で陽性となることもザラだ。だから他国経由で搭乗客が一般乗客に交じって、オリパラ等で入国する際に陽性反応が出たのはそのせいだ。

 

 ここにわが国の水際対策の甘ささがある。つまり、航空機に限らず国際・国内便に交じって搭乗客が全国に散ってウイルスがバラ撒かれるものだから防疫などできる筈もない。要は「ザル!の防疫体制なのだ。

 

 ときに、ワクチンに頼るまでもなく感染予防の基本は「非接触」、つまり、「触るな・触れるな」、「会うな」、「話すな」、「強要するな」だ。たとえ恋人同士や夫婦であっても、「体に触れて」も、「接吻・手を組んで」も、「ご一緒の食事」もしてはならぬのだ。互いに家や部屋から一歩も出ずにLINEを繋ぎっぱなしにして、会話や食事もリモートでするのが、これからの生活形態の基本だ。「ナマ」なぞは絶対いけないのだ。

 

 さて、本題を書く紙幅が少なくなってきたので・・・。今後一番の煽りを受けるのはガテン系の鳶や土建屋のアンチャン達だ。志那を始めとした大東亜共栄圏や米国からの原材料輸入が滞っているため、建設工事の中断・中止が相次いでいる。その上オリパラ特需を見込んでの競技会場づくりや宿泊施設の建設も一段落。メンテにもコストがかかるため、さらに苦境は続く。頼みは住宅需要だが、リーマンや個人事業のお仕事も解雇倒産が相次ぎお先真っ暗。

 

 コロナ禍の影響で世界中が空前絶後の真っ青な不景気状態。だからどの国でも、ケチな窃盗(拝借詐欺、万引き、盗品転売)や硫酸事件のような怨恨犯罪が横行している。要は特殊詐欺もそうだが手っ取り早くカネ(換金)になる事件が多い。

 

 時に犯罪全体では、意外にもチンコロ感染拡大によって、外出自粛傾向が顕著となり刑法犯罪は戦後最小を記録。その一方で、前段でも述べたとおり野菜・果樹・家畜・自転車・バイク・自動車・賽銭泥棒等といった前時代的な犯罪が多発しているとみた。

 

 医療従事者に限らず警官もムショ暮らし罪人も、学生も児童も園児も主婦も爺さんも婆さんも無差別に襲ってくる感染拡大。先が見えないだけに目先に動く行動が際立つ、そのうえ治安も国防もザルだから、この先とんでもない大事件が起きそうだ。

 

 今日は、なかなかオチが見つからないままの尻切れの安木節状態に・・・今日はここでオワリ名古屋。