Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

薄弱な言霊(コトダマ)。

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 若い時は「例えば・・」、「さまざまな・・」、「諸般の事情を勘案して・・」や「総合的に判断して・・」などの上滑りの語句を多用し重宝したものだ。つい昨日の反省も然り。分かったような言葉を繰り返すだけで、かくも通りやすい言葉を連打しディベしながら論破したことも多くあった。さしずめ、これ昭和の「しゃべりバ(場)」ともいう懐かしい思い出だ。

 

 しかし、今日ほど軽薄で短小な言葉が罷り通る世もない。何の論拠やエビデンスもなく大衆や善良な市民の心を弄び、考えを翻弄している事態は深刻だ。政府御用達の専門家会議は「37.5度以上の発熱が4日続いても自宅で我慢していてください」と、ついこの間まで国民に向けて言い張った筈だが。

 

 これが、今度は前言を翻し埼玉県の50代、70代の軽症チャンコロ陽性患者が「自宅待機」指導の下に重篤化して突然死するやいなや、「パルスオキシメータ」が必要だの、「自宅の管理は限界!」などとの急な幕引き。にわかに専門家は「私たちの本意が伝わらなかった」と云うお粗末な弁解。医者や看護師が常駐する宿泊施設に隔離を薦める。なんという「泥縄手法」。国、政府も、御用学者も立場が窮地に追い込まれると簡単に身返える。

 

 これでは、何が真実で何が本当のことなのかが、さっぱり分かんのだ!「瀬戸際の瀬戸ぎわのギリギリ」、「これからが正念場」、「これが最期の決断!」、「もうあと少しの2週間の我慢」など。つまり、誤った情報と期待が隠蔽され「オオカミ中年」が如く、断続的に誤情報が流布された。それ故に藻掻きあえて苦しむ万民は現実と事実を見誤ってしまう。これによって医療現場にはモラルハザードが頻発し、ご本人は最期は元の木阿弥、自らは自死、自滅するしかない。

 

   横文字大好きパチ屋の名前を公表しないラーメン大好き小池知事の「ステイ・ホーム」も結構だが、外出自粛8割減を達成すれば事態は収束に向かうという儚き夢。こんな報道が誇張されるものだから、愚民はこれを安易に信じてしまう。この報道に乗るが儘に信じるのが部落ムラ民族。これって何の学術根拠もないのに・・!時として何時の時代も困り果てると「民族、文化、学術、歴史や宗教」を持ち出すのはこれまでの世の常。

 

    数字や言葉だけが勝手に独り歩きし、報道やワイドショーはひたすら不安と不遇、突然のご不幸を喧伝する。これは一体何なのか?これほど、466億円のマスク予算計上も同じく数字や言葉が。これほど軽くも論じられた時代もあるまい。

 

    真実も、事実も誰も知らないのに、声のデカイ、メデイア、似非専門家や政治屋だけが今の事態をデフォルメしている。こいつらが誇張し不安だけを煽って楽しんでいるようにか見えない。医療も、仕事も、現場はそんなに生易しいものではないことは、貴兄なら、大兄なら十分に分からっているはずだ。焼骨しても葬儀業者から遺骨は直接受け取れない。何たるこの非情。