Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

逃げ口上

 予算委員会ではキャリアや政治屋も含め答弁として「一般論としていえば~」が際立つ。これでは自身どころか政府当局の答弁にならない。「基本的に判断して」、「~によれば」、「お答えする立場には」、「今のところ~」、「様々な観点から~」、その任とは言わず、「回答を差し控えさせていただく」、「~も可能性として考えられる」。

 

 どこが「火の玉となって~」の取り組む改革じゃあ~い!!これではまさに「火だるまとなって~」状態。

 挙句に「自民党青年局近畿ブロック会議後の会合で過激ダンスショー 口移しでチップ渡す姿も 費用(党に交付される政党助成金の七割は税金)は党が支出」と報じた産経新聞記事を以下に引用。同社がわざわざ3月8日の「国際婦人デー」に合わせて報道したことにも意味がある。

 記事によると、自民党の若手議員らが参加した昨年11月の会合で過激な衣装の女性ダンサーが参加し、ボディータッチなどが行われていたという。

 

 この件について、企画した世耕氏の元秘書の川畑哲哉県議はの弁明というと、これは「『彼女たちは世界的に活躍するダンサー。多様性の表現として出演を依頼』」

 

 多様性?との釈明。「多様性の表現」とはよく考えたもんだ。昔で言えばストリップショー、お触りキャバクラ、お座敷遊びやヌード「症」などのことをいう。場合によっては持ち帰りもあるかも知れない。

 

 ここで、「逃げ口上」の語彙をよくよく調べてみると・・・

 

 逃げ口上の「口上」は、「口」の「上」だから鼻のことか……というようなボケはさておき、口に上ること、つまり口で述べる言葉の意で、特に、型にはまった挨拶などをいう。よく知られるのは、歌舞伎の襲名披露で役者が舞台上から述べる挨拶である。また、「口状」とも書き、口頭で述べたことを筆記した書状、すなわち「口上書(こうじょうがき)」のこともいう。逃げ口上とは、罪や責任を逃れるために述べる言葉、つまり言い逃れである。

 

 日本語の逃げ口上は、ニュアンスにとんだものが多く、「結果的に」「想定外」「前向きに検討します」など、海外の人々には「責任逃れしようとしている」ということさえわからない言い方であふれている。とある。さて皆さんはどうお感じかな?

 

 これについては機会があれば、「逃げ口上」について丸っと「類似語辞典」からその内容を記してみたい。