Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

耳を澄ませば

 詭弁を弄する少子高齢化。どこからどこまで、あらゆる処で詭弁がまかり通っている。例えば少子化対策とお国は政策の柱に掲げているが、中身は少子化対策どころか全くの子育て支援だ。

 

 こんなの戦後のベビーブーム終わった頃から策を講じなければならなかったのだが、今ここにきて「少子化対策」とはちゃんちゃらオカシイ。

 

 世の中、すべてがすり替え、言い逃れ、詭弁ばかりだ。だから子供から大人までもがこの手法を使いだした。これでは世の中良くなる筈もない。

 

 典型的な例は「人材不足」だ。ことあるごとにこれを金科玉条のごとく皆が異口同音にいう。何かあればこれを口にする。物価高もバスや鉄道の間引き運転も、廃業閉店もこれさえ口にしておけば難を逃れられると勘違いしているようだ。

 

 つまり労働力不足や生産人口の減少にまともな対策を取ってこなかったことが最大の要因だ。そこにきて不法滞在や不法移民が国内を跋扈している。

 

 必ずやこうした「ツケ」が後々回ってくる。似たような言葉に「後継者不足」がある。手に職をもってそれを生業にしてきた店主がその先のことを考えずにガムシャラに仕事をしてきた。

 

 だが、気が付けば周りには誰もいない。跡継ぎもなければ子供も都会に出たままだ。

 

 個人も、企業も零細企業も、学校も職場も「人出不足」と「後継者不足」さえ口にしておけば「ああ、尤もだ」と言い逃れできる。耳を澄ませて人の言葉使いを聞いているとこの世は老いも若きも「ウソばばっかし!」。