これって、最近知ったことば。つまらぬTV番組を観るよりは、節電の方がまだましだとタレント万出のテレビほどくだらないものはない。「茶の間の娯楽」と称し楽しんだあの頃が懐かしい。
さもあらぬ、こうして老夫婦二人きりになると、あまり買い置きはしないのだが冷蔵庫はいつも満杯。それもそのはず「生協」が食い物を届けに来てくれる。しかも食べきれない量だ。
歳をとると視覚やそれまでの経験に誤魔化される。というか錯覚、思い込みに惑わされる。だから間違いも多い。
拙宅は貧相な家庭だけに、フードロスは禁物だ。だから時間をねらって半額になった食品をスーパーに買い求めるのが日課となっている。食品も飲食もそうだが売上価格の六割以上はロスだ!売れ残りは全て廃棄処分。使えない社員と同じだわな!!
つまり、100円の正価の60円以上が粗利。製品原価は30円にも満たない。時にファミマに出かけたところレジ横に「フードバンク」なるカートンがあって、賞味期限近い食品や、売れ残った商品が無造作に放り込んである。それも半端な数ではない。
そこで、店員の若いお姉さんに声を掛けた。「すいません、これ売ってください」。返答は「これ、売り物ではなので・・・」、恵まれない人を対象にしたフーバンクに寄贈するという。これを「ファミマのフードバンク」というらしい。
実に紛らわしい現実だ。だったらカートンをレジの横に置かずに・・・とも思うのだが、これも企業戦略の一方途。コンビニのスリーエフは大手コンビニ以上の売り上げがあるというのに連続赤字。
決して、当方も恵まれてはいない家庭(家族)ではないのだが・・・。