Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

御免くださあ~い

 どうやらこれを「ゴメンナサイ!」という若者が増殖しているという。「お邪魔します」(お邪魔でクサイ!)も「恐れ入ります」(オイそれも!)も「失礼。失敬」(失神、失禁)などのフレーズは、現代用語に至ってはほぼ死語に近い。

 

 近所付き合いや人付き合いがなくなるとこうした弊害も多い。お年賀参り、回覧板や町会費や年金掛金を木箱で町内のお宅を回ったのも小学校の校庭を開放しての自治会対抗運動会にはお年寄から就学前の児童までもが一日を愉しんだ。

 

 アナログ世界はいつの間にか消え、非対面、非接触やデジタルの非対面世界が主流。人情、感情は無くなったが苦情だけは多くなった。「これも時代の流れ」と云って一言で片づける方も多いが、本当にそうなのだろうか。

 

 頭に戻るが「御免ください」は、人と別れるときにも使われる言葉・。・使い方として「ごめんください、どなたかいらっしゃいませんか?」となる。また、丁寧にわびるときに使う言葉でもる。だから「お気に障ったらごめんください」と意味にも使われる。

 

 つまり、「ごめんください」という言葉とともに訪問する時は、「いきなり訪問してきたことを許してください」という意味が込められている。 

 

 このように言葉の乱れと服装の乱れは、小中学校を通じて生活指導の先生にこっぴどくやられた。これは言葉の意味を知らないだけであって、児童・生徒に罪はナイ。そもそも教えている教師がその言葉の意味や使い方を理解していないのだから無理もない。

 

 遠い、遠いその昔は、中学校で校則違反や教師に対して乱関、暴言を吐いただけでも、職員室隣の生花指導室に呼び出され指導担当のセンコウに錆びた手バリカンで五厘刈にされたものだ。あれは刈るのではなく引き抜いたものだ。

 

 その痛みを今も懐かしくも、思い出として心に残っている。佳きアナログの時代だった。