Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

対偶

 トリツキー、悪用、(都合の良いとこだけの)切り取りやトリミングにより、伝え方によって相手方に誤認をさせ、まるっきり正反対のことが事実のように思い込んでしまうことがある。具体的な例として・・・。

 

 今日は「対偶」を考える。Aが好きな人は、必ずBが好きな人である。このことが正しい事実(現実)だとしても、ここにAが好きだが、Bが好きでないという人間が一人でも出てくると、都合(立場)が急に悪くなる。これによって結果は完全に逆転してしまう。つまり、極論を云えばBが好きでない人は、必ずAも好きでないとも理解できる。

 

 カクノゴトク容易く、人の認識(心)は欺ける。昨日も話題に採り上げたが、「必ず~である」という事実(現実)を「一部は~である(可能性だけの惹起)」とすることによって事実誤認をさせる。

 

 こうしたモノ言いや報道は現実否定した証にはならない。推測や推量によって事実を捻じ曲げる。この手法は昔からマスゴミや報道機関はよく利用(悪用)する手法だ。「大本営発表・・・」というのもそれだ。

 

 「A=B=C」とすると算術的にA=Cとなる。ここで誤認を相手方に想起させるのだ。つまり、Cが好きならばAも好きだと思い込ませてしまう。この手法は特殊詐欺事件にでも良く使われる手で、これに警察官や裁判官や税務当局などを絡ませると、実しやかに虚偽が現実に入れ替わってしまう。

 

 今日は8月6日 午前8時15分医に広島への原爆投下された日だ。9日には長﨑にも2回目の原爆が投下された。忘れもしない平成15年8月7日早朝、わが家で引き取った義母が旅立った。何も言わないまま、娘にご挨拶もせずその場に立ち会った次男に笑顔だけを残して・・今日も遺影の前の線香の煙と蠟燭の灯りが揺れている。

 

 血筋ではないが家人の母も好きだった。ここでは「A=B=C」の方程式が成り立つ。