Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

本物のカガヤキとは?

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 やっと終わったワイ!、3兆円強もの巨額のコストをかけまくって、さらに「復興五輪」から始まって「コロナに打ち克った証しとしての東京五輪」の宣言が空々しく、空しく響いた東京オリンピックが昨晩ようやく閉会した。

 

 時に、入場行進曲に古関裕而二の1964年のオリンピックマーチを使ったのは正解だった。ところが、演出は開会式に次いで、日本人が観ていても恥ずかしくなるほどの最悪のシナリオ(コンセプト)と進行。曰く因縁つきの手落ちだらけの東京五輪、子や孫の次代にあっても、もう東京でオリンピックを観ることは二度とあるまい。

 

 やっと、これで番組表を見ながらのTVの前から解放される。金メダルラッシュに浮かれている世間をよそに、マスゴミも知ってかコロナの感染は急拡大。政府はオリンピック開催と感染拡大は無関係と誇張するが、因果関係があるのは誰が見ても明白だ。

 

 さて、今回の五輪、ヤケに刺青やタトウを入れているアスリートがなんと多いこと多いこと。肌を露出するしないに拘わらず、武道、ゴルフや競泳を始め男女を問わず競技者の殆どが「刺し」を入れている。同系色の肌には馴染まないと思うのだが、これが目立つこと目立つこと・・・。

 

 当のご本人たちはオシャレやファッション、決意、覚悟、記念のつもりでいれているのだろうが、真剣勝負の場での彫りモノには極めて違和感がある。これでは賭場で肩肌脱いで博打をしている博徒と同じだ。こうした方は日本国内の銭湯、プールやサウナは出禁なのだが、TV観戦や沿道で応援していた小中学生や子供たちの目にはどう映ったのだろうか。

 

 それに、男女に拘わらずピアスをしているアスリートが多いこと、多いこと。親から貰った身体に勝手に穴を開けたり彫りモノをしたりすることはご法度。何か「自分の人生だから勝手でしょっ!!」といわ言わんばかりだ。現世を生きる者の人生は次世代への橋渡しでもあることに対する自覚が全くないように見える。

 

 ただ、メダリストのインタビューで各選手がこぞって「ここまで来れたのは支えてくれた方々のお陰、本当に感謝します」的なコメントが多いことには驚かされた。嫌味でもなく、今までにでこうした謙虚なコメントはなかっただけに妙に新鮮味を覚えたのが唯一の救いだった。

 

 それに五輪野球で優勝した表彰式の壇上で大野選手が金メダルを空に高々とかざした。それは中日でチームメートの木下雄介投手が急逝したことを受けての行為だ。

 

 それを見たファンも、ネットでも「涙腺が崩壊した 大野雄大さん、これ絶対木下くんにだよね」、「空へ報告するかのように」、「金メダルを天国の木下雄介に掲げる大野雄大」、「きっと天国の木下雄介投手も喜んでるよな」と感動の声が数多く寄せられた。それを知ってか中継中、メダルを掲げたその瞬間にパラパラと照明に輝く雨粒が降り出した。この光景を見て当方も思わず泪を流してしまった。

 

 以下は、2021/8/6付夕刊フジ記事から引用(掲載写真は8/7スポニチより)

 新型コロナウイルスのワクチン接種から8日後の7月上旬、練習中に倒れて救急搬送された中日・木下雄介投手(27)が、名古屋市内の入院先で死去していたことが6日、分かった。球団関係者によると亡くなったのは3日。肩肘の故障から実戦復帰を目指し、懸命なリハビリに励んでいた矢先の悲劇だった。 

 

 これについては、この徳兵衛でさえコメントするに及ばない。