Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

独り都会の片隅で・・。

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 昨日採り上げた中日・木下雄介投手は、幼子を抱ながら若き奥方様もいらっしゃったのに。ご遺族のその悲痛な思いは計り知れない。

 

 どうもこの処、オバカな河村名古屋市長はどうでも良いが、大島康徳といい木下雄介と言い名古屋からの訃報が相次ぐ。ご両人の素性、生きざまはネットで名前検索をしていただければすぐわかるので、ご高覧あれ。

 

 さて、五輪閉会式の昨日午前に父方の本家筋から突然訃報が入電した。当方にとっては従兄弟にあたるが、都内某所の賃貸アパートの一室でその命を閉じたという。

 

 妻も子もなく身寄りもなく50年来都内で独り住まいをしていた。甲府に棲む兄弟の跡取からの話によると、都区内に住む独居老人のMN氏。お身内は階下の住人に二階に何か異変があったら連絡をとお願いしていたそうだ。

 

 そんな、こんなの七月の中旬、朝刊が三日も溜まり始め、それを奇異に思った階下の住人から連絡があったそうだ。異変に気付いた跡取、早々に所轄の警察署に連絡。アパートのドアを破り警官が突入すると予想した通り今にご遺体があったとか。

 

 これを孤独死というか、不審死と云うかは分からないが、警察の検視を経てご遺体は警察署の安置所に。ただ、今のご時世、病院も警察も引き取りを急がす。

 

 遠距離が故と身寄りがないだけに、丁寧な葬送は叶わなかった。火葬も、葬儀も納骨も、遺灰の受け取りまで誰一人立ち会うこともなく、警察署の紹介による葬儀社に一任(お任せパック)したという。

 

 遺品整理に始まり、区役所への届け出、特殊清掃作業、火葬から納骨まで大変な苦労をしたという。それに未だに物件の後処理に頭を悩ましているらしい。若いうちは独り身も気楽でいいとかいうが、歳をとるとその考えは及ばず、誰かに縋りたく、心を寄せたくなるものだ。

 

 今週13日から、彼にとっては旧盆(盂蘭盆)に初盆、そっと御供とお悔やみを贈った。ここにきて、突然にしてあまりに多くのお悔やみの連続に言葉もない。   合掌