Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

巣ごもり、寝こもり、悲喜(引き)こもり。

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    まあ、世の中どうしちゃったんだろうね。ゴーツー、GOTOと念仏のように唱えてる政府筋。観光、宿泊、飲食業は政治家にとっては谷町で、ヤクザと高級官僚がののミカジメ料を頂戴する。

 

  そういった点では他の業種は旨味がないらしい。東京を発着とする65歳以上の旅行自粛要請。基礎疾患のある方も対象にするなどこれは政策ではなくて、奇策に愚行だ。この論理からすれば、64歳のおばあちゃんと65歳のおじいちゃん夫婦は一緒に旅行にいけないことになる。しかも三週間で期限を切ること自体の意味が全く分からない!

 まあ、尤も当方も含め、自宅で巣ごもり、寝こもごり、悲喜(引き)こもりをしているので、滅多に外出しない。むしろ若者を中心に移動規制や行動規制を加えた方がいい。相変わらず映画館には長蛇の列が並び、居酒屋の時短要請などどこ吹く風。

 

 それに来日外国人入国規制を緩めた結果陽性率は格段に上がり。彼らの国内移動には公共交通機関が利用されている。これでは底の抜けたバケツに水を入れているザル対策だ。

 

 鮮魚、肉や野菜は納入先が営業自粛をしていることや暖冬の影響などもあってハマチや鰤、マグロなどの高級魚の在庫が増加。たたき売りをする始末。黒毛和牛も大根白菜なども投げ売り状態だ。そこへきてこの処鳥インフルが蔓延し、何万羽もの鶏が殺処分されているのが気にかかる。

 

 まあ、それに福岡の野生猿一匹に消防、警察、行政職員ら60人以上の人間がタモをもって必死に追いかけている姿をどの番組やニュースでも報じているのを見て、茶番で赤面が赤くなる「みなさーん!どこを見て仕事をしてるのか?」と疑いたくもなる。

 

 イチロー高校野球指導も結構だが、私立の「智弁和歌山」ではなく、母校や公立高校のお世話をしないのも奇妙だ。

 

 時に、病院は春先から手術や急患の受け入れ禁止。がんも抗がん剤治療も病院ではストップしたまま。医者も看護師も現場の一線から大量逃亡が現実化している。救えない命は救えず、Ⅳ期の悪性リンパ腫を患い治療も手術もせぬまま自宅で最期の時を迎えようとしている三十代女性のドキュメント。

 

 昨晩も犬エッチ系TV・「クローズアップ現代」で、コロナ禍での幼子を抱えた非正規雇用のシングル・マザーの追跡番組があった。娘・高校生のバイト代に頼る母親、失業、失職、人員整理に食費や教育費の切り詰め。GOTOとのコントラストに対して大いに考えさせられた。医療難民に生活難民、ハローワークに行っても職は見つからず、やっと見つけた仕事は夜十時から早朝五時までのスーパーの品出しくらいだ。

 

 こんな状態で社会インフラが持つのだろうか?どうも総理が云う「国民の健康と命を守る」や「静かなるマスク会食」と、都知事と同じく大上段からのキャッチコピーの連発だが、もうそんな誑かしや虚言はとっくに国民は見破っている。こんな政治家にこの国は委ねられない。