Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

この不条(定)理にグチル!

 

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  「全く笑えねえっわ!!」、今年もいろいろと多難、事件や事故が多い一年ではあったが、なんとかここまで当方も存命だ。それにしても、今日から10月に入り、気が付けば今年も残すところ、あと3か月しかない。三か月にも満たないうちに正月がやってくる前に先週、現役時代の年下の同僚(66歳)が胃がんで命を落とした。

 

     現役を退き地元新潟にまで戻り、養生していたがその甲斐もなく逝ってしまった。突然の訃報に驚き「次は、俺の番か!」と、この現実の過酷さに覚悟を決めた次第。

 

 この歳になると、同じ年代の同僚がバタバタと倒れるのを看て、正直いって、見るのも観るのも聞くのも辛いワ。

 

 そんなことを他所に、テレビのバラエチー番組はかくもつまらなく下品になったのか。こうした現実とのギャップに腹立たしい。当方、今は、お笑いタレントや芸人テレビに出てくると、すかさずチャンネルを変えるかテレビの電源を落とす。

 

     彼らの三流的笑いやウケはヤラセっぽく聞こえて仕方がない。上滑りしているだけの笑いはこれはもう芸(能)ではなく「おチャラケ」そのものだ。まあ、いうなれば「笑うに笑えない、お笑いネタ」とでもいうのだろうナ。

 

 その昔は、落語家や咄家なぞは、下町の人情話に観客を子躍りさせたもんだが、いまは芸達者や芸通もいなくなり、それも叶わなくなった。亡義理父は「笑点大喜利」が大好きで、裏の喜びとか、裏人生の「ことわり」や「コダワリ」に共感を憶えていたようだ。

 

 むしろ、上滑りの笑いや、NO芸、芸人の「笑い」には、聞く度に不愉快になり腹立たしくもなる。これも年のせいか、当方が天邪鬼なのか、どうも笑いの本質がズれていて腹の底から笑いが出てこない。それほど今の芸人は軽薄短小で芸の神髄が全く見えてこない。

 

 それは、周囲や取り巻き、テレビ局やメデイアなど編成や製作側にその責任があるようにも思える。兎に角、お笑いタレントはコストが安いしギャラも低廉で済む。

 

     だから、どの番組でもワイドショーでもニュース番組のMC、コメンテーターや解説者に三流タレント、かつてのスポーツ選手や芸人が登場しない日は全くない。その昔のテレビ業界では考えられない世界だ。

 

     製作費の圧縮、プロダクションとの力関係、スポンサーの圧力等々、どうも編成、クオリティ―が随分と劣化してしまったな。これって、制度を悪用した「持続化給付金」の特殊サギと何ら変わらないようにも見えてくる。

 

     冗談じゃねえーぞ!!世の不条(定)理を羨むばかりだ!!それを怨むのは当方だけなのか!!