Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

海外観光客頼みの悪政

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「観光立国」とかいって、格安の宿泊施設や旅行代金の安さを売りに手を招いたきた業者が、今度はコロナ禍の折、悲鳴を上げている。

 

  「インバウンド」と称しながら、一体オマイラどこを見て商売をしてきたのかと疑いしきり。ゲージんが来て大量に土産物を買って、無秩序に大騒ぎをして国を乱して帰国する。

 

 今や国内に残っているのは、ハングレの極道を知らない外国人ばかりのチンピラだけだ。 これが国策とはさらさら思わない。

 

 これこそが国策策とばかりに「旅行・観光アナリスト」似非専門家なるものが、こぞって登場・存在するから不思議なのだ。そうしたなか、今や何処も彼処も「GO TO」一色。

 

 よくよく考えてみれば、この政策、外国人に国内に金を落としてもらうためだけの愚策。モノを作って、それを利用して、使い勝手がいいから亦買う。そうした生産、消費の循環がなければ国内景気は循環ばかりか、外需頼みだけでは一向に良くならない。

 

 つまりですな、富裕層向けの一泊八万円の宿泊料金を半額にしたところで、当方のようなリッチでもない庶民には全く恩恵もなく、そのうえCPR検査をすればさえ、あたかも疫病が治ったかのようにするご誘することは如何なモノのか?

 

 そもそも、海外観光客向けに飲食業、土産物屋や宿泊業者がこの事態に陥って、生活が苦しい、商売が立ち行かなくなるとかいって、この期に及んでお国に金をせびるのはおかっしい!それまでは、結構いい思いをしてハズなのに、立ち行かなると突然に掌を返す。

 

 アメリカニューヨークでは、既に6千万社にも上る飲食業やサービス業が倒産、廃業している。それに家賃の高い中心街を離れ、郊外や地方に引っ越す人々も多いと聞く。近く日本でも、そうした事態が到来して、失業、失職どころか250万社以上の小売店や販売、宿泊業者が消滅するという予測もある。

 

 こんな近未来を予想しつつ、千円近くするラーメンなぞ、邪道そのもの。「麺屋」ではないと怒り心頭!シナ蕎麦は、蕎麦屋の天丼の後に静かに戴くに限る。大体ラーメンは3~4百円だから、大衆の口に合い、これこそが「ラーメン」が「ラーメン」呼べる。折しも横浜系ラーメンの代表「六角家」が倒産するのもそのせいだ。

 

 無法に、無秩序、味わいに、深み。昼前に駅前のカレー屋の店先で売り子をしている出先のインド人やらパキスタン人のナムやカレーのデリバを観ながら、この国の将来を憂う!!