Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

出前

f:id:koushuya:20200921233056j:plain

 その昔は、寿司屋でも食堂でも中華屋でも、電話一本で店のデッチどんが自転車やバイクに「オカモチ」を抱て、その店のお得様向けサービスとして、文句ひとつ言わず愛想よく難なく配達(出前を)してくれた。そういえば、蕎麦桶をうず高く積んで片手で自転車を漕ぐような昔ながらの原風景は、いつの間にかトンと見かけなくなった。

 

 しかし、このご時世は、これが専業ビジネスになっている。「ウーバーイーツ」も「出前館」も同じ商法(ビジネスモデル)だ。

 

 若者たちのバイト先や就職難の折り、中高年には「出前」は無理だが、どうやら彼らの頭の中には、配達用のあのバックやボックスがブランド化している。お仲間たちにとっては一種のステータスだそうだ。そのうえ、配達先では気軽さや手軽さもあって料理代金が2~3割高くてもそれを承知で注文しているようだ。

 

 馴染みの顔見知りの出前ならともかく、見ず知らず人間が勝手に、玄関先に注文品を置いていく。これって、発注者側は怖くないのかねえ!毒物とは言わないがイタズラ目当てで異物混入や食中毒などを警戒しないのが不思議だ。

 

 最近は、キッチンカー詐欺で「髪の毛が入っていた」などといって、賠償や代替品を要求する特殊サギも多いと聞く。まあ、この手の商売もいずれ数多くの「タピオカ店」が廃業しているようにいずれ斜陽していくだろうな!

 f:id:koushuya:20200921233124j:plain

   時に、「ウーバーイーツ」も「出前館」のスタッフがしでかした、未配達、盛り付けの乱れ、保温状態の欠如や配達遅延は彼らが一身に賠償責任を負う。ゆえに首都高速を自転車で、ぶっ飛ばし、一般道でも信号無視に危険往来を繰り返す。そうしてまでと思うノダがカンタービレ

 

 それでも、なお若者の人気を博している。これほど、仕事がないのか?就職難なのか。おおよそ、組織やチームプレイが出来ない人間は、こうした職種を求めたがる。

 

   お老若男女に限らず、こうした人種はタクシードライバーやGS店員になるとの傾向が強いという。

 

    そういえば、今日は秋彼岸の最終日。旧盆にもこの彼岸にも帰省できず、墓参りも叶わなかった。許してくりょうし、もう~ちっと♪♪「甲州氷雨」より。