Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

愁冷を感ずる

 

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   甲子園の土も生活困窮の裏返しかいよ。売れりゃあいい、買われらやいい、とうとう、支援やエールの土までが出品されるお粗末。メルカリ!プロ野球に行くのは高校野球選手は、たった20%にも満たない。

 

    でも、大事な中高生時代にあっても、補欠選手であっても、ひたすら野球を追いかけ練習に励み青春の全てを傾ける。そして、こんなコロナ禍のなか、日本高野連は甲子園球児のために全国の高校三年生球児に対して、夢のあとさき、この夏の思い出として、甲子園の土をキーホルダーに託して無償頒布した。ここまでは出来たようなストーリー。

 

     ところが、いまや人の心も、人情も紙風船なのか、それとも薄情にして無機質だ。これを合理主義というのか金満主義なのかは分からない。それとも小遣い稼ぎか生活困窮なのか?その方がまだ救われる。なんでんかんでん、こうした想いも温もりをも身勝手に金目にしてしまうは如何なものか。これは学校教育はもとより情操教育の限界やゆとり教育の限界かもしれない。

 

    それにしても、身を窮してもいないのに、「断捨離やハナハナブーム」の下、家財や衣類の外、切手や貴金属類のすべてを換金してしまう今の世相は如何なものだろうか。

 

     今月14日から始まった国勢調査の担当者資料回収用バッグしかり、「なりすまし」の犯罪に利用される虞があるとして総務省が勧告を出した。これにメルカリは直ちに応じて出展を禁じる措置を講じた。

 

     とにもかくにも、老いてなお無節操な世になったもんだ!トキに国勢調査は5年に一度実施。昨日、調査用紙が拙宅にも届いた。早速、当方愚妻共々に共同記入作業に入ったが、5年先の調査は存命かと思いつつ互いの顔をじっと見つめた。

 

    どうやら、随分と歳をとったようだと、五年ごとの国勢調査票をじっと見つめる。我が世の人生の秋がもうそこまでやってきている。