支持率低下が著しい安倍川内閣。これほど黒蜜が少なく黄な粉だけを沢山まぶした後手、後手の後付けの猿芝居にも程がある。これなら山梨の「桔梗屋・信玄餅」がまだ旨い。さて、今回の補正予算の組み替え、評判の悪い小学生向け給食用マスク2枚を466億円をもかけての愚策を演じたのには呆れた。だったら、その金をかけてソニーや東芝などの一大企業に、政府保証で医療用器具や防護服を作らせた方がまだましだ。と思うのは、この徳兵衛だけではアルマイ(トのお鍋)。
今度は、一世帯30万円の給付条件が分かりづらく、予算規模が4兆円に留まり恩恵は一千万世帯程度にしかならず、与党からも批判が出るなど完全な大失策。それに、今回の一人あたり10万円の一律給付も、コロナ休業、廃業対応等に使われるべきものが、13兆円もの予算を計上し、結局は朝令暮改で申請者に限った国民へのバラ撒きと相成った。
当初の補正予算を取り下げ、前代未聞の予算再編成。丑の反芻ではあるまいし、国会審議だけで手を拱くのみ。無為に時間だけが過ぎ、この間に事態は急速に悪化。恥の上塗り、安倍川総理は、つい昨日まで「美しき日本」を標榜していた。これこそ名折れ政権。、
これと云うのも、取り巻きお友達閣僚の寄せ集めで、何でもかんでも「閣議決定」の連発。首相特別補佐や秘書官等の側用人のイイナリ、まさにこれでは操り人形。二の句は「・・します」、「専門家の意見を聴きながら・・」の責任転嫁だけ。当方の現役時代に勤めた役員も、言語は明瞭で威勢は良いが、されどブレまくりの意味不明で、具体的かつ迅速な行動が伴わなかった。これでは御新造さんも「能無しマリオネット診増」と自友軍から皮肉られても仕方がない。前例のないことに手を付けないのは元々官僚や役人的思想だ。さて、さて、今回の緊急支持率挽回、人気復活宣言作戦は・・?当方、ここには巧妙に作られた裏演出があると三田(寛子)。
このタイミングで判断できない戦後最悪の坊首相の虚像が露わになった。全国一斉の「緊急事態宣言」は、「一斉給付」と「安倍川・内閣支持率回復緊急宣言」と抱き合わせたシナリオ。これまでの愚策の馬脚を看られないようにと、公明党・創価学会が主演を握った。山口代表が「刺し違え、連立離脱!」と、坊ちゃん総理を恫喝を演出したのは一体誰か?
首相官邸の資質低下に、ここを突いた「次はアタシの番ヨ!」と云わんばかりの2F・小池都知事か?このバランス(互利益)を謀った影のプロデューサーは、自民党都連議長の策士「内田元都議」とみた。国家的危機に絡め国民の命より政治決着を優先させたのだ。