Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

ムード歌謡(かよ)!

f:id:koushuya:20210324041818j:plain

 「フランク永井は、低音の魅力~♪」とは、その昔の人のみぞ知る。死んだ親父は分厚い唄本を持っては唄いまくっていた。

 

    ところで、さる3月21日(日)の緊急事態宣言が解除された途端に、議論百出。途端に東京五輪の開催可否がここにきて突然議論され始めた。復興五輪がいつのまにかコロナ禍で打ち勝つに変貌。「安全・安心」下で、医療態勢を完備し、アスリートファーストを謳いワクチンを打っての競技のメダル獲得をどう評価するおつもりなのか!

 

 こんなお話、開催延期決定前の一年前にとうに終わらせてならない議論なのに、「何をいまさら・・」というしかない。これもモードやムードとしか、シナリオづくりとしか、ヤラセとしか見えない。当然にして昨年央に東京五輪の開催中止は決まっていた。

 

 それを後付けるように会長辞任やタレントのジェンダーをネタに、なんとかアリバイを作って大会の延期・中止の道を探っているようにしか見えない。国家国民がこぞって五輪開催をウェルカムしているにならともかく、そもそもこんな国にメジャーの選手団は来ないって!

 

    聖火リレーが無理やり明日25日に福島のJビレッジから始まる。そんな中、女優の黒木瞳(福岡)も直前になって、リレー参加を辞退した。「有名人は田圃のなかでも走らせておけ」と豪語したモーリー会長に対して彼女は素直に沿道の観衆の三密で感染拡大が避けられないとその理由を述べた。スケジュールの都合でと詭弁を弄して参加を辞退した他の有名人とは大違いだ。そもそも宮城、山形に緊急事態宣言が発出されている折、福島は大丈夫?

 それに、クラスター発生懸念のある選手村に指定された「晴美フラッグ」に一攫千金を企んだデベロッパーや投資家や売買予約をした予約住民は今や散々、大きな不安を抱えているだ。

 

 先に国会の予算委員会が終わり、緊急事態宣言が解除されるとなると、途端にモードもムードも一気に五輪とサクラが話題の中心。それに便乗するかのようにメデイアもネタ探しなのか、国会議員でお粗末した桜田ではなく『さくらだ』の連発だ。

 

 卒入園式や花見の時期にに合せて、クドイくらいのサクラ開花情報や満開情報を被せてくる。TVはスポンサーお大事意識で視聴率ねらいとなると彼らはなりふり構わない。これは五輪オリパラスポンサーに必要以上に配慮するのも商業主義ではの無理からぬお話。どこもかしこも似た様な構造や論理で動いている。

 

 BGMの唄にはお決まりのシーズンストック!森山直太朗の「サクラ♪」に、福山雅治の「桜坂♪」。でもこの時期は何といっても児童唱歌。「さくら、さくら弥生の空の・・」だろ!!でも、葉桜、夏のサクラ、枯葉のサクラ、冬ごもりのサクラにこそ華々しい春の桜とは違う趣があるという。

 

 勝手に緊急事態事態宣言が解除されたら、何も進展していないのに途端に世間は一挙に五輪開催可否と桜開花・満開情報モードとムード歌謡に・・これが現実だ。これでは、いつまで経っても困難や厄難は克服できない。