昨年年末(「お別れホスピタル」最終話の予告篇に観る下咽頭癌のキャステイング)と同じく、今年に入っても入退院と手術を繰り返した。
すっかり顔なじみになった大学病院事前の入院オリエンテーリングもパス。もう、勘所はすべてわかっている。時に入院中は点滴以外に降圧剤点滴とインシュリン注射の連続。
血圧も高い方は非常時でも2百近く、最低血圧は百以上ある。空腹血糖値はこれもまた悠に200を超え、ヘモグロビンAICも7.0を切ったことがない。かくの如く糖尿病、高血圧に、それにこれまでに見つかって処置したガン4つ(食道がんに至っては5年以上も生存してきた)。
「こんな症例今までにないことだ」と医者も驚いていた。保険会社に給付を請求した医師の診断書を観ると書ききれないほどの既往症。それに今回度は腎臓腫瘍による生検のための検査入院で先々週退院。
これハンパない!毎度ではあるが先週末とある総合病院の「脳神経内科」を受診。当方のことは10年以上も前から分かっているドクターK、都心の大学病院から提出された診断書(写し)をみて驚いた様子。「まあ、これだけの病気を背負ってよくぞここまで・・」と医学的にも病例からしても「こんなの、ありえへん!!」とか?
体温、血圧、酸素飽和濃度などのバイタルや市販試薬の尿検で蛋白や血尿を気にしているそこらのオトツアっン「甘い、甘い・・・」、こちとらいつ死んでもおかしくないんだ!
歳をとると病気と年金の話ばかりだ。折しもそんな時に「葬儀保険」の電話がやたらと架かってくる。人は死ぬまで生かされる、ご寿命はいつまでなのか内心は複雑だ。それは誰にも分らへん!!