夕べ蛇に残虐の悪夢を見た。狭い林道を歩く、後には兄弟家族や内までもが数珠つなぎで当方の後を追いかけてくる。ゆっくりとした面持ちで歩く矢先、道の両サイドからコブラが鎌首を上げて襲ってくる。
しかも歩いも歩いても、次から次へと蛇が強襲し右手首を噛まれた記憶がある。毒蛇だからそのうち体中に毒が廻って・・と、振り返ると子供や孫たちは噛まれた様子がないので安心した。
蛇の夢見は縁起がいいというが、毒蛇に噛まれれる夢はどうだろう。
次の夢はこりゃまた残虐の極みで、捕虜と思しき男性が次々と後ろから後頭部を銃で撃たれている。手を上げ目隠しをされて連行されているようだが、おかまいなく撃ち殺されていく。
その数は夥しい。女性はというとそうした銃撃から逃れるために敢えて身ごもり、妊婦であることを盾に命乞いをしている。
ただ、それもお構いなく青龍刀のような太刀で、生きたまま正面から腹を掻っ捌かれる。お腹のなかにはまだ生まれる前の胎児もはっきり確認できる。しばらくするとその妊婦も胎児も血を流しながら息を引き取っていく。
銃撃された男性、腹を切られた女性。大きなトラックがやってきた。荷台には大きめの木製の箱が積んである。
そこに男女区別なく次々と遺体が放り込まれ、その凄惨さは夢の中でもこの世の地獄としかいいようがない。
なぜ、こんな夢を見たのだろう。入院、術日が近いせいなのか?怯え慄いているのかそれにしても夢見が悪すぎる。