Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

相続(終活)

 これって(遺産)資産の額や価値の多寡によらず、必ずと言っていいほど故人亡き後に相続人間で揉める。これは遺書を書いておいても揉める時はとことん揉める。これに子供の奥さんや兄弟、親戚が絡んでくると解決の糸口さえ見えなくなってくる。

 

 跡目は誰にするか?嫁いだ娘の相続分は?夫婦のどちらかが先に逝ったケースの想定?少ない現預金や不動産などの財産について遺志をどう家族に伝えておくか?悩めば悩むほど大きい。

 

 全部処分現金化して、目の前で第三者が相続人が遺言を読み上げ、相互納得の上で分与するのが理想なのだが。墓守は誰がするのか、その後の親戚付き合いはご近所付き合いは誰が中心となるのか、そしてその系譜をどのようにして伝えるのか?

 

 これって手間暇(カネや手数)もかかることだから、その分も相続分に考慮しなければならない上に、その手続きや登記等も結構大変だ。睡眠口座や端株や故人が権利などを持っているとなおさら厄介だ。それは親父が残した株式や債券の相続手続きには相当苦労した。

 

 印鑑証明書どころか、原戸籍、住民票に預金通帳、権利書などあらゆるものが必要となりそれぞれの機関に提出しなければならない。それは残余の財産によって異なるものでもなく公式手続きはどこも一緒だ。

 

 なぜ、今日こんな話を?と。いつもながら人はいつか死ぬのだが、それがいつか分からない。病死もあれば事故死や突然死もある。散歩先で倒れることも場合によっては術前の麻酔から醒めないことや醒めても頭がイカれていることもある。当方、これで、(全身・ゼンマ)麻酔、鎮静剤を打たれて事に及ぶのは何回目だろう。そう思うと準備のしようがない。

 そんないろんなことを想定して、事がことだけに日ごろからこの話題はパートナーと冷静に話し合っておいた方がいい。司法書士や銀行等はあくまで第三者であって、相続人相互の関係、感情(閑情。わだかまり)や故人の遺志までには深く突っ込めない。その一方で(ワル)知恵を働かせ暗躍する輩も多い。

 

 それゆえに、本人が生前残した生きた証である些少の遺産(小金)であっても、それが残れば分与や相続について家族・遺族同士の争いに発展するのは必定。そうしたギクシャクはまっぴら御免だ。

 

 遺恨なく旅立ちたいものだが、どうやら現実はそうも行きそうにない。