Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

負動産処分

 北海道のニセコをはじめシナ資本が日本国内のいたるところでマンション、別荘地などを買いあさっている。中には廃墟と化した物件までをも手に染めている。

 

 それとは裏腹に、地方都市では撤退、廃業が相次ぎ街並みも随分と変わった。昔、甲府駅で列車から降りると、西方に信玄堤が見えた。その後高度経済成長に伴って駅前の空が狭くなった。

 

 それが今はどうだろう。駅前は空き地や駐車場が多くなり、見上げる空が広くなった。そして釜無川の土手(信玄堤)までもが見渡せるようになった。

 

 バブル期、転勤があることを前提に、いづれ戻ってくることを想定し金融機関からの借り入れに自己資金を加えて市内に住宅建設を目的に更地を求めた。購入時は坪30万くらいだった。それが、あれよれよいう間に坪単価が55万円にまでのし上がった。

 

 その後も期待を持ちつつ手放さかった。ここまで払い続けた固定資産税だけでも数百万にも及ぶ。それに両親が存命だったので毎年雑草狩りもしてもらった。それだけに思い出のある土地だ。それが今や坪10万円にも満たない。

 

 一方で華々しい都会のマンションや不動産の値上がり。片や地方では空き家、空き地やシャッター通りの増嵩。皮肉な現実のコントラストだ。国産の絶体人口(地域人口)が増えない限り、いくら移住や地方回帰を促しても奏功していない。地元のことは地元ででないといくら地方再生を謳っても民は踊らない。

 

 今の世の中、何をするにも少子化対策然り、税金のバラマキと不正請求(受給)の連続だ。荒んだ世の中になったものだ。

 

 そんな折、当方の遊休不動産を買い求めたいとの国産人からのオファーがあった。これでいよいよ負動産も処分できるかもと淡い期待を持っている。これが片付けば身軽になれると思うのだが、反面、市内中心部にある依然として実家の家屋敷はそのままだ。