Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

ポイント制の落とし穴

 最近は代金請求事務コストの削減、合理化から殆ど郵送での明細書は届かなくなった。詳しくはウェッブでとくる。パソコンやスマホに手慣れないお年寄りにとっては生活するのも、生き抜くのも大変な時代となった。

 

 高齢化の一方でデジタル化どうもやっていることがチグハグだ。年寄りを店頭に来させないようにするための秘策なのか?昔は銀行窓口、郵便局や病院の待合に多くのお年寄りが並んだものだ。でも今は封じ込め作戦、企業側も行政側もポイント制をオトリに敢えて年寄りに生きにくい生活環境を作り上げている。

 

 キャッスレス決済でポイントが失効してしまう割合は3割もあるという。つまり、それを見越してのポイント付与だ。だからいささかこの方式で売ったとしても提供側は想定以上の儲けを頂けることになる。

 

 マイナポイントなる公民タッグのイカサマは互いのメリットに繋がる。それ以上に怖いのが紐づけだ。キャッシュレス、ポイント付与で誰が、どこで、何をしたのかが分かってしまう。

 

 典型的なのは「Tポイント」だ。これを提示することによって店側はいつの時間、誰が何をどうしたのか(買ったのか)を把握している。これによってそれを仕入れ、流通や販路に活かす。

 

 もっと恐ろしいのが、「紐づけ」だ。マーケテイングの世界ばかりではなく国は個人の行動管理や資産管理をも把握しようとしている。

 

 世の中には防犯カメラや監視カメラなる装置が街中に溢れているが。それぞれの画像データは連携していないというか全くできていない。。捜査員が設置場所に足を運び目視で確認しているのが実情だ。当初はNシステム張りの紐づけを目論んでいたがさにあらず。

 

 まだ、完全な紐づけは出来ていないが、ちまちまと動き出している。余計なことはするな!「お客様、サービスポイントカードをお持ちですか?」に対して「わしゃあ、年寄りだから何のことかさっぱり分からん!」と煙に巻くようにしている。

 

 ボケ老人や徘徊老人ではあるまいし、そこまでして行動を管理されてもオチオチ外にも出れない。