Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

なんか変だな!

 隔週木曜日の朝一番に、帯状疱疹治療のため近くの大学病院の皮膚科に内に付き添う。不思議だと思うのは出勤時間にも拘わらずランニングに勤しんでいる中年男性がいる。

 

 ウィークデイだというのに、勝手に在宅勤務だと決めつけたいが雰囲気からしてどうもそうは見えない。反面、チェーンクリーニング店の親しい女性店長が「最近はリーマンのYシャツやスーツ類の洗濯物が少なく、商にならない・・」と当方に溢してくる。

 

 農工商分野ではいずれも深刻な人手・後継者不足で事業が立ち行かなくなり、水際対策緩和も成田空港では三割以上のショップが閉店、旅館・ホテルではスタッフ不足から配膳も出来ないまま廃業する始末。

 

 業種転換どころかいたるところの街並みはシャッター通り、人出の縮小など、ひと頃より街の風景も雰囲気も随分と変わった。

 

 病院行けば、お年寄りばかりで、必ずといっていいほど、旦那さん、奥さんや娘さんが付き添ってくる。流石に息子の付き添いは少ない。そりゃそうだわな!少なくともお仕事で出勤してるもんな・・。

 

 それと併せて外来でも若者の姿はあまり見かけない。大学病院であってもここは老人の吹き溜まりだ。

 

とりわけ足を引きずる方が多いこと多いこと(脳障害・心疾患・認知症や加齢による筋力が原因)、杖を突きながら、車いすに乗りながらそのお年になってもまだ治療を続けて生き長らえたいかと思うと、人間の強欲さえも感じざるを得ない。

 

 診療費の会計清算が終わるまで小一時間、待合室は老人で満席。別に彼らにとっては待ち時間はどうでもいい。違う空間に居て身内の介助に甘えられるのが至福なのかも知れない。それに引き換え朝のラジオ体操だけには顔を出す。

 

 受診待合室でも独りで呟く、意味不明に愚痴をこぼすご老人ら・・・、誰に話しかけているのかさっぱり分からない!!!

 

 こうして辺りを見回してみると世の中、何か違う、何か変だ。こんなんで本当にこれからのニッポンやっていけるのかい?