Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

何を今さら!!

 二類を五類にするだと!これもお得意技の「閣議決定」を使うようだ。」、これって国民に対して「春になれば新型コロナ感染は終息する」かの如く、誤ったメッセージになる。

 

 初期感染から3年。環境も医療機関対応(アクセス)も予防も、感染防止もやっている事は何一つ変わっていないのに、国民を浮かれた気分になるのは危うい。

 

 そもそもアベノマスク、ゴム手袋、フェイスガード、パーテイションに消毒液にひらひらビニール越しでの接客。いままでのこれって何のために、誰のためにその実効性と効果はいまだに検証されていない。

 

 学校の運動会や修学旅行、文化祭に遠足までもの諸行事が中止を強いられ、三密は危険とばかりに在宅待機、リモートワークとそれまでの生活様式を一変させた。

強い縛りと強制を生み中には差別化が必要以上に助長され、偏見や格差を生んだ。そして救急搬送拒否事案も増えた。これでは世論によってどうにでも手の内は変えられる。

 

 それがどうだろう。この春からマスクは外してもよいのは世界の流れだと言い出した。、それどころか医療費の実費負担(保険適用)になったところで、そう簡単に病院は患者を受け入れてくれないのは目に見えている。

 

「(洒落文句)異次元の・・」を多用する首相官邸、次々と奇策を出しては衆目を集めようとする総理周辺。何としても新型コロナをインフルエンザ並みにしたいと目論む厚労省のお役人ら。どちらを見てもやってることがメチャクチャでんがな。

 

 五類になっても感染力が落ちるわけでもなければクラスター発生の可能性がなくなるわけでもばい。つまり制度解釈を変えたところで病気の本質は何も変わらない。だからこそ五類相当(これいつでも寝返りが打てるようにする言葉遣い)に引き下げたところで隔離措置や自宅待機が緩和されることもない。

 

 要は、お国のコロナ対策にカネがかかり過ぎたため保険適用にして何とか負担を減らしたい魂胆や病院の手一杯の状況を解消しようとする悪知恵が見え隠れする。今回の措置、明確な科学的根拠やエビデンスは示されないまま、マスクは外してよいという。その心は役所も政府もだれも明解にしていない。

 

 何もしないまま「言葉遊び」と「奇(愚)策」の連続では、GW明けに手痛いしっぺ返しを受けるに違いない。