Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

「本家」と「元祖」の違い。

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 政権与党ご推薦のタレント議員・知事の凋落(アカヒ系の三反園)が甚だしい。先の

知事選でようやく鹿児島県民もそれに気づき始め、お見事なオウンゴールにて落選。次の筆頭は森田千葉県知事、その次は黒岩神奈川県知事あたりかな?

 

 軽井沢に別荘を持つ多くの東京人。別荘でウイルス感染すればカウントは長野県に上がる。帰国者が海外から再入国しても在住地の首長には全く知らされない。これら情報の隠匿、隠蔽やトリック、どうして見える化をしないのかと・・?。今日はダッチもねえ、プロローグから入って相撲た。

 

  ついでに、昨日の「屋」と「家」の続きをお一つだけ。

(大衆は利口が鼻先にチラつく人を避ける。言葉、物腰はていねいでも、どこかしら、高みから見下ろされていると感じれば離れていく。大衆は自分と同じ目線の高さの人が好きだ。劣等感を感じなくてもすむ。何を言ってもバカにされない。肌も心もあったかい。そういう人を大衆は好きだ。政治家も大衆も同じである。『駕籠に乗る人担ぐ人』:早坂茂三

 

 さて、首題に話を戻そう。「元祖」とは、家系の最初の人とかものごとを最初に始めた人という意味。言って見りゃあ始祖や開祖と同じだ。この「元祖」の「元」は「基」や「根源」、「起源」などに由来している。

 

 その一方で「本家」とは、「一族の中心である血筋の家」や「血統」のことで、一般的に長男が相続した家などをいう。つまり、大元となる家のこと。「家元」や「宗家」などもその類。だから、家を出た次男などは、分家や分家筋となる。この「本家」の「本」は、本物、事の起こりの中核心の意で、「家」とは、「住まい」や「血族」などに由来している。

 

 飲食店などの屋号に使われるのを見ていると、正直、「元祖」と「本家」の間に大差なくねえ~⤴。とはいえ、ご本家はお師匠、親父や棟梁の味や流儀を継ぐ、いわゆる「血を脈々と繋ぐこと」を指すが故に特定の人や店を限定している訳でもない。反面、元祖は初めて興した事業、宗教、個人や店を指すことだから、簡単には使えない。

 

 さて、本日の結論:そば屋、うどん屋お好み焼き屋などの屋号の冠に「本家」がついている店屋は、師弟関係、血筋や味を継いだことを指す。だから分家、分派や支店であっても特に「本家・分家」に拘らなくていい。例えて、地元山梨のB級グルメで云えば「本家:鳥もつ〇〇」が多く、そうした看板も目立つ。

 

 その一方で、「元祖」は、その味を最初に作った人や店を開いたことを指すことから、滅多やたらには使えない。例えて、島風に云えば「元祖:広島お好み焼き〇〇」とか「元祖:尾道ラーメン〇○じゃけんのう!」ということになり、こうした店は限定的で店舗数も少ない。

 

 故に、屋号の冠に「元祖」が付く店の方が、「本家」が付いた店より本物の味が堪能できる、ご向学のために。