Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

頂、長介に張さん

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 愚の骨頂とは、非常に愚かなことを言う。「愚」は上ツラだけで、「真」は潜在能力の高さを含んでいる。「骨頂」は程度の甚だしいことを云う。つまり、「愚の骨頂」とは、バカの最下級の形容詞、バカ中の馬鹿、滅多にお目にかかれない「キング・オブ馬鹿」を指す。

 

  さらに言えば「骨頂」には、「愚の骨頂」のほかにも、「真骨頂」もある。それは冒頭の逆と考えればいい。「真=ほんもの」の最上級、本物が見せる能力、姿や技などの意味で、愚の骨頂とは真逆。いずれにしても「骨頂」とは、これまで見たことないということだ。

 

    諸説あるがこの「骨頂」、元々は「骨張」と書き、強く言い張ることをいう。強弁、強情もそうだが勢力や派閥の中心人物、その道で特に秀でている者をさ指す。

 

    この語源、痩せて骨が浮き出ている、強く主張するという由来の和語。「ほねばる(骨張る)」の音読みとするとの伝えもある。だが、「骨張」に比べて「ほねばる」の用例が少ないため、「骨張」の方が通例のようだ。一方、支那国では「骨張」も「骨頂」の区別はないらしい。百度で「骨頂」を検索すると、「額に白い模様のある黒鳥が彫ってある整骨師の張さんが、必殺仕置人よろしくゴッドハンドをかざし関節や骨をボキ勃起」と書いてある。

 

    本物、真の「ワル」、「極悪非道」たる者は、容易に尻尾を出さない。簡単に官憲や警察、司直の手にも堕ちない。ことさら政治スキャンダルや汚職、「前代未聞」などと評される事件や疑獄には、必ずと云っていいほど表芸者を使っての裏芝居がある。

 

    今回の河井夫妻の現職議員の逮捕劇ここにきて、地元自民党広島県連、県議、市議らが涙の謝罪会見をしたり丸刈りをしたり、辞職をも表明している、最終的には現金授受を認めても選挙法違反の贈収賄ではない、と釈明会見する姿は見苦しい限りの釈明。

 

    その一方で、マスゴミはどうでもいいジャニタレ手越のイカサマ退所記者会見を大々的に報道しながら、他方、西ヤン大臣が負けぬとばかりにチャンコロ・ウィルス感染に対する専門家会議を突然大見栄を切って「廃止(解体)」だと公表する。この会見で「見直し」、「改組」や「改めて検討」という言葉すら使わないのには、誰もが裏事情があると見る。

 

   さーて、さては南京玉簾!この時期、このタイミングでマスゴミネタは超(野村)満載。時の主役らの言動を切り取りすればいくらでも報道は捏造できる。それに芸能タレントを起用してのコメンテーターに無責任な「評論」させれば番組は如何様にでもなる。これを見せつけられる庶民、購読者や視聴者。誰が、何のために、どうしてこの場でと、不思議がるが、再考すれば、知恵のない徳兵衛でも少しは裏実情が見えてくる。 

 

  諄いが、黒子や策(佐久)士たる「骨頂極悪人」は絶対に馬脚を現さないのは常だ。