Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

バリばりっと夕張、サクさくっと佐久市(策士)

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 今日は昨日の続編、エール交換中のマイナス始めの巻(これって何よ!)。さて、どこの国境や国道沿いに見かけるこうした看板。これを見ると一体何を云いたいのかと不思議な威圧感を覚える。標語やスローガンは、簡単明瞭にして、その一句で人の心を捉え、諫めるものだ。「一声かけて鍵かけて、空き巣が狙っている」てなのも、その類(タグイ)だ。

 

 ここで冒頭のタネ明かし?シリーズ物の苦肉の策とはこれ如何に?昔から歓送迎会も忘新年会も、一次会があってこその二次会、三次会があるのは通例。今だから告白するが、その昔、この徳は、定刻前に退社して独り「ゼロ次回」を楽しみ、挙句は午後早退して「マイナス一次会」を愉しむこともあった。お陰で晩年、かくも「がん」などの辛いお灸を饐えられている。

 

 それはさておき、お話を戻そう!大きな看板に「宣言」を並び立てる市町村は多い。平たく言えば、何処にでもみる「非核・平和宣言都市」とかいう看板もある。響きと見た目はいいがが、こうした街に限って、国防に非核化を宣する一方で、原発誘致、推進にはヤケに前向きだ。二律背反、利権、権益、地益、カネ争いもいもいいとこだ!

 

 それによく掲示さている「暴力追放宣言都市」の立看板。これは治安、犯罪が少ないことを強調し、住みよさを内外にアピールしているのだろうナ。こうしてみると「交通安全宣言都市 」、「環境宣言都市」もまるで同じシナリオだ。

 

 でも、諸兄!ここでよく考えていただきたい。こうしたことを敢えて、立看を使いながら外に向かって条例や宣言を多用するには訳がある。つまり、域内実態に多くの問題や障害を抱え「町づくり」が難局を迎えていることに他ならない。反面教師的に敢えてこうしたスローガンを高々しく掲げ、健全で住みよさを強調しているのではない加納・治五郎。

 

 例えば、子育て支援宣言都市」や「健康長寿宣言都市」を宣言する町や村は、加速度的に少子高齢化が進み住民構成も歪み、人口も減退しているがゆえに、こうしたことを云い放つ。「青少年健全育成宣言都市」は若者らの犯罪が多い街。「スポーツ宣言都市」は造った体育館や運動場の利活用が出来ない村。「ポイ捨てのない、清潔で美しい町都市宣言」は、裏返せば国道や主要幹線道路わきにゴミが散乱、廃棄物の不法投棄や汚染が目立つ地域。

 

 そう考えれば、水源池に近い町や村でも最近「地下水、湧水保全宣言都市」を宣する自治体も多い。これは水質汚染が進む一方で、中華資本の土地買収反対に躍起となっている様子が窺える。極めつけは「部落解放宣言都市」だ、ここはよそ者に対する差別化や偏見が強い処に多いことへの地域住民の反感の表れ。現実は厄介な特定種が多くて行政も頭を痛めている実態が見え隠れする。だから、域内の民意を問うと移住や移民に対する拒絶感やアレルギーが極めて強いことが良く分かる。宣言もスローガンもいいのだが、これを出し過ぎると却って逆効果になる。これも交付金目当ての町村合併の後遺症か?それとも自治広報戦略の誤りなのか・・・とにかく当方にはワカランちん!

 

 こんなことばかりに奔走していると、やがて夕張のように財政破綻するか、それとも土俵際でさっくりと打っちゃられるゾ。今ここで策(佐久)士の「民度」が試されている。