Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

旬散歩ならぬ「トクさんぽ」

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   その昔のTVなら「チイ(地井武男)散歩」ならぬ、いまや「(高田)純(次)散歩」だ。娘の薦めもあって、久方ぶりの早朝とく散歩。いつもの散歩道だが何か景色が違う。いつの間にかシケ煙の代わりに、使い捨てマスクが道端に捨てられているのに今の世相が窺える。

 

 馴染みの駅前のパチンコ屋も閉店した。季節は移ろい易い、タンポポ、桜、つつじときて、菖蒲にアヤメそして今や竹林は青々と茂り、タケノコが芽を出す。そしてやがてアジサイが咲き、早咲きのヒマワリも威勢がいいと思いきや、早くも春蝉の鳴き声がどこからもなく杜の中から聴こえてくる。流石に田植えを終えたばかりでセミはないだろう。

 

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 確実に季節は巡る。天気が下り坂に向かうと何処からともなく雨蛙も鳴きだす。散歩もそうだが、人生も同じだ。紆余曲折があって上手くいかないのも常だ。時にヘタレ、泣き叫び、時に阿鼻叫喚。だからこそ数少ない本当の幸せや喜びの大切さを実感できる。

 

 回り道をすること自体は、そんなに悪くもないことだ。お散歩と同じで勝手、気ままに気の向くままに振舞えばいい。紆余せず愚直に行かないからこそ、これが小説にも映画にも映像作品にもなる。人生は実直に進まない!曲折あるからこそオモロイノダ。最近、これが人の世だとつくづく思うようになった。随分と馬齢を重ねてしまったようだ。

 

 話題としては面白くないが、「とく散歩の四か条」。①前をしっかり向いて膝を挙げる。山登りもそうだが、自意識以上に足は上がっていない、だから躓くことも多い(←これ当方の人生そのもの)。時折下を向いて歩いていると、意外と結構なアクセサリーやおカネが落ちていることがある。ラッキー!②対向車が来たら四桁のナンバープレートの数字を頭から引き算をしてみる。足し算は容易なのでボケ防止にはならず、一歩進めて今度は掛け算に挑戦。③花や季節を体感すること。今やスマホで花の写真を撮ると花の名前が出てくるアプリもある。④だれが、何と云おうと出会った人には必ずご挨拶を大声でいう。

 

 最近、道端アンジェリカに使い捨てマスクが無造作に捨てられているのが目立つ。捨てた本人はいいかもしれないが、それを片付ける人や清掃する人の身にもなってみ~いナ!

 

 そのせいか、最近、挨拶をしても答礼が返ってこなくなった。感染予防・拒絶、近頃は人情紙風船、殺伐としてギスギスした世の中になったモノだ。

 

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 今日は最後に、最近見た夢を御紹介しておく。大型ミシシッピークロコダイル(鰐)が巨大なニシキヘビを頭から呑込んだ。大丈夫かと訝ったが鰐は平気な顔をしている。いずれ胃袋の中で消化されてと思いきや、なんと、そのワニは亡くなったオヤジの化身だった。「腹が張って仕方がない。胃が破裂するかも知れない」と呟くオヤジ。こんな夢って、当方「せん妄」か?この秋にはオヤジの七回忌がやって来る。さて、何に化けて帰って来るのだろうか?