Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

センセいっ!泣けたぜよ。

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    TVドラマ「仁(レジェンド)」で心に残る名セリフの数々。今次のチャンコロ・ウイルスの感染蔓延が故に、このドラマにここ数週間(一話:三時間)、毎週泣かされた。それが先週末に終わった。なにか淋しくも寂寞とした思いだ。感情の起伏が少なくなった徳兵衛の私生活にとっては、最高の贈り物だった。

 

   「命のらせんを刻む。(南方仁)」、「誠に国を治めることが出来ることこそが政事(勝海舟)」、「おくんなんし(野風)」、そして橘咲の緑膿菌感染に薬効がある新薬ホスミシンを取りに錦糸堀(錦糸町)へと向かう南方先生。その後、野風は乳がんの再発。フランスで命を落とす。難産の末産まれた女児は「安寿」と名付けられた。そしてその子は未婚の咲の養女として引き取られた。それがその後のひ孫の橘未来へと繋がるストーリー。

 

    そして現代の橘醫院の橘未来(野風の末裔)からの一言、「揚げ出し豆腐はお好きですか」とのセリフに繫がる。「先生、神は乗り越えられん試練なぞ与えはしませぬ(橘咲)」、「例え、見えなくても聞こえなくても、わしゃあっここにいるがに」、「ところで、わしの夢は未来に繋がっているかのう、なあ、せんせっ!(坂本龍馬)」

 

   このドラマを観ながら今のお国の実態に目を向ければ反省しきり。国も自治体も組織も同様だが、龍馬のセリフを読み取れば「目標を設定し、その為に何をすべきか決められることこそが未来に繋がる!」。「そしてその結果の評価を行い、その目標が適切なのか常に見直すことが必要なのだ」。「目的があるから誰もが何らかの行動がとれるのだ」、「ただ漠然と散漫とした行動だけでは、それが果たして適切であるのか時として迷うこともある」。

 

    しからば「目標」とはなんぞやと自問自答。そりゃ簡単だわ、「目的にたどり着くまでの一里塚(マイルストーン)と心得れば迷いも悩みも少なくなる」。もし、ダメだと思ったら、即座にその原因を見定め、修正して出発点に戻ればいいのだ。それほど人生は短くなくいつでもやり直しがきく。そのやり直しをする為には、「自身の言動を冷静な目で評価、意見できる第三者が必要じゃけんのう」。要は己をよく知る他人からの意見を素直に聴けることこそが本人の成長を促しその後の人生を拡げる。こんな拙者でさえこんな考え位はできる。今の国会議員に国を憂い、志を以って国家国民が信頼できるセンセイは居ないのか。

 

  「のう、これこそが大事じゃけンち。なっ、センセイっ!!」。「いずれこのワシ(当方)も死ぬんかのう」。次のドラマは「とんび」らしい。巣ごもり引き籠り、自宅待機、外出自粛の折暇を弄ぶことはない。未だに睡眠時間は満十分、自己免疫力を高めるには、十分な睡眠と豊富な栄養素の高い食事と軽い一杯と、感情の起伏が必要だという。それが何か近々不幸をもたらすような気がしてならない。でも、この三点セットで立ち迎えそうでもある。