冒頭「アホの極悪女（M）」を指弾し、全国の皆さんにお詫び申しあげる。総理大臣も「概ね一か月程度を延長することを軸に・・」と非常事態宣言の解除はいつものとおりでハッキリしない、曖昧な表現は何処も同じ。だが、今日ご報告の件は、誰に聞いても明らかに犯罪。
「あれほど連休中は地方に帰省しないように！」と、世間が騒いでいるのに・・。先月２６日に味覚・嗅覚障害が生じた２０代女性が、２７～２８日と都内で出勤。その後２９日に京王の中央高速バスで実家のある富士吉田に帰省。富士急ハイランド前で下車、バカなご家族がご丁寧に自家用車でお出迎え。翌３０日に友人と暢気にＢＢＱ大会。これ以外の自動車整備工の男友達とも３日間も濃厚接触。これとは別に知人から「チャンコロ・ウィルスの陽性反応が出た」との連絡が入る。心配になった彼女は山梨県の帰国者、接触者外来を通じて今月１日、地元保健所でＰＣＲ検査を受検。
ここからが問題なのだ。保健所から「検査結果が出るまでは自宅待機し、公共交通機関は利用しないように・・」との強い要請があったにも拘わらず、都内自宅で飼っていたペットのお犬さまが心配で、２日の午前１０時３０分に富士急ハイランド前から京王高速バスで東京新宿まで向かった。
さらに恥の上塗り。２日に検査結果（陽性反応）が本人に通知されたが。「すでに前日１日の晩に既に上京した」と虚偽申告した（おそらく男友達と一緒）。それに地元で彼女を見たとの県へのタレコミもあった。この事実に実家家族・親戚とも口裏を合わせていた。当然、前出の濃厚接触した男友達も陽性。記者会見で女性は「高速バスで東京の自宅へ戻ったあとに県から陽性の検査結果を聞いた」としていたが、その後の県の調べで女性に傷害罪も適用しかねない虚偽報告が判明したという顛末。
高速バスの同乗者は勿論のこと、運転手や「バスタ新宿」ターミナルで感染拡大したのは確実。これには、県の新型コロナ対策特別チームもカンカン。仕置きにこの女性が都内との往復で乗車した京王バスの便名を公表、不安がある人は保健所に相談を呼びかけ、他の濃厚接触者や女性の行動履歴についてさらに調べ始めた（掲載時点で受検の前に整骨院で施術、検査後友人２人とゴルフ練習場でスイング、その後に男友達と会っていたことも判明）。
結びに本件について寄せられた読者コメンントを引用しておく。「仰せのとおり・・！」
「推測なのですが、これってＢＢＱの時点では友人すらも知らなかったのはないでしょうか？自覚症状があるのを隠してＢＢＱ大会に参加して、黙ってＰＣＲ検査受けて、陽性だったら後で友人から何言われるか分からないからバレる前に東京に逃げて・・」
「一連の報道で状況把握した友人が保健所に怒りの密告をしていたりして・・・と邪推してみます。名前公開すべき。これだけみんなが自粛して頑張っているのに、帰省の上感染しているのにバス利用なんて。これは酷過ぎる あきれるばかり。」
「みんな、自粛し我慢しています。早く終息するためにです。仕事も２ヶ月以上出来ずに収入も無くなり、入院している母にも２月から面会禁止になっています。生きているうちに、会えればよいけど…子供も、学校は休校ですよ。医療崩壊寸前でしょう？こんな行動をするなんて、怒りしかない家族も、帰省に反対しない？友達も集まって…みな、おかしいでしょう？これでは、いつまでも自粛が続くだけですね。」
