Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

やっと、梅雨が明けたか?

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 今年は重い雰囲気で、なかなか梅雨が明けないなど、例年にない長梅雨。実は、8/7が立秋だから、この日以降に「梅雨明け」宣言はない。ここにご挨拶の「暑中見舞い」と「残暑見舞い」の違いがある。

 

 今頃、尾瀬ニッコウキスゲの群生が見事なことだろうナ!このキスゲ花言葉「朝に咲き夕に散る、日々新の日新」だ。そんな自然を満喫した山登りも、とんとご無沙汰だ。懐かしい思い出ばかりだが、こんなバカな高校生や指導者や教員もいるのには、空いた口が塞がらない。以下、全国ニュースの引用。

 

   「7(先)月24日午後4時10分ごろ、札幌市南区簾舞の空沼岳(1,251メートル)を登山していた札幌工業高校(北区)ワンゲル部の生徒を引率する男性教員(55歳)から「夜までに目的地に到着しないので救助してほしい」と110番があった。道警と消防が男子生徒6人と教員2人をヘリで救助し、けが人はいない。 南署や同工業高によると、8人は23日に空沼岳に入山して山荘で1泊。24日は札幌岳(1,293m)まで縦走し て下山する計画だったという。

 

     実に甘い、山を舐めている素人か?呆れるばかりだ。自業自得、登山計画余裕をもって、しかも有事の際には野営(ビバーク)する準備だけでもしろ!よ。救助費用ヘリは県税で燃料費だけでも10分でも70万円だぜ。子供が迷子で入山している訳でもないのに。しかもどっちも、こっちのTVニュースもみんなが実況中継してやがる。救助ヘリはタダだが、タクシーでも救急車でもない。飛ばすには多額の税金を使う。こいつら山やる資格さえもな~っし!!

 

     最後に申し添えておく。登山って、無料の山登るだけだから金かからないと思いきや、ありとあらゆるリスクを、自分自身で背負わなければならないことだけは、肝に銘じて欲しい。バカは死んでも治らない。どんな低山登りでも、山は命を賭してかかる極めて贅沢な冒険ナノダ。

 

 

「仁-JINN」(昨日の続き)

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     ドラマ中で、必死にコロリや女郎の梅毒禍や労咳患者の命を救おうとする医療関係や弟子たちの姿が頭に浮かんでは泣けた。テーマ曲、ピアノ独奏、二胡にオーケストラバージョンもいい。舞台のその当時も、武家、公家や時の江戸幕府(政治家)、奉行所番所も何の役にも立たなかった。予見したかの如く現下の情況とソックリだ。

 

     第何話かは思い出せないが名セリフが心に残る。この名セリフ、今の政府、官邸、官僚(医系技官・補佐官等)、議員や御用学者にTV出演のタレント医師に是非にも聴かせたい。

 

 

『これはこれは、お診立てのほど、宜しゅうお願いします・・・

   (南方)先生、先生は医の道はどこへ通じるとお思いですか?

    私は、医の道は平らな世に通じると思うてます

    武士や百姓やと人に勝手に身分の上下つけとる世の中ではござい 

                ますが

    腹割れば、同じもんが入ってます

    天の下に、人また等しきなり

    医学の目指すべき知恵は、そこやと思って

    日々精進して参りました・・・

    未来は、平らな世でございますか?

    先生は、未来から来たお人でしょう?

    そんなことはありえん

    そんな馬鹿なこと考えるそれだけでも蘭学者失格や

    でも、何遍考えても、そうとしか思えんのですわ

    冥土の土産にしますゆえ、教えてください

    私の思った通りやったら、先生目つぶってください・・・

    お恥ずかしいことでございます

    1年前、住みなれた大坂から江戸へ召しだされて

    口では、国のため道のため、などどいうておりましたが

    心ん中では、もう寂しゅうて寂しゅうて

    たかが大坂から江戸へ召しだだされただけで

    恥ずかしいことでございます

    南方先生の寂しさに比べれば、私などいかほどのもんか

    もう私にできることは何もございません

    だから、どうか先生のその寂しさ、この洪庵にお分けください

    洪庵、冥土に持っていきます』

 

 

      それに比べて、今放映中のドラマ「半沢直樹(続編)」は全くつまらん。キャステングも展開も鼻に憑くシナリオばかりだ。「柳の下のどぜう」を狙っているようだが、そうは簡単に「問屋は卸さない」

「仁-JINN」

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     このドラマのテーマ曲と、挿入歌のミーシャ「逢いたくて、いま」を聴いているとなぜか不思議な気分に陥る。ドラマの中でも江戸じゅうに「コロリ」が蔓延して、感染者がバタバタと倒れていき、それを南方先生(医師)が救護するシーンがあった。この場面が今のコロナ禍と重なっているのか?妙にこのドラマが甦る。以下は綾瀬はるかが演じる橘咲がラストに近い場面で突然彼が消えた後に彼に送った手紙を御紹介しておく。 

○○先生へ

先生お元気でいらっしゃいますでしょうか

おかしな書き出しでございますこと深くお詫び申し上げます

実は感染症から一命を取り留めた後どうしても先生の名が思い出せず

他の先生方に確かめたところ仁友堂にはそのような先生などおいでにならず

ここは私たちが起こした診療所だと言われました

何かがおかしい そう思いながらも私もまた次第にそのように思う様になりました

夢でも見ていたのであろうとなれど ある日のこと見たこともない奇妙な銅の丸い板を

見つけたのでございます

その板を見ているうちに私はおぼろげに思い出しました

ここには先生と呼ばれたお方がいたことをそのお方は揚げ出し豆腐がお好きであったこ

と涙もろいお方であったこと

神のごとき手を持ちなれど決して神などではなく迷い傷つきお心を砕かれひたすら懸命

に治療にあたられる仁をお持ちの人であったこと

私はそのお方にこの世で一番美しい夕日をいただきましたことを思い出しました

もう名もお顔も思い出せぬそのお方に恋をしておりましたことを

なれどきっとこのままでは私はいつかすべてを忘れてしまう

この涙のわけまでも失ってしまうなぜか耳に残っている修正力と言う言葉

私はこの思い出をなきものとされてしまう気がいたしました

ならばと筆を取った次第でございます私がこの出来事に抗う術はひとつこの思いを記す

ことでございます

 

○○先生改めてここに

書き留めさせていただきます

橘咲は先生をお慕い申しておりました

  

     仁先生、咲、竜馬に野風もばっちりとハマっていて、台詞回しも上手かった。このドラ マドラマの影響を受けて医師になった方々も多いと聞く。

 

    この続きはまた明日・・・。

闇の請負人

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    嘱託殺人、安楽死尊厳死の境界は微妙だ。先日の事件、聞こえがいいが一方は厚労省の医師認可に関わる仕事をしながら、その片割れは、海外で医師免許を不正取得している。ここに同期の医師同士の妙な関係が生れてくる。犯人の一人の医師(DR.山本に大久保)山本は鬱病厚労省退官後も自殺願望が強く、「死にたい」とよく元国会議員の妻に漏らしていたようだ。

 

     この事件の概要は、大久保愉一(42)山本直樹(43)が昨年11月、全身の筋肉が徐々に動かなくなる難病、ALS(筋萎縮性側搾硬化症)を患う京都市の51歳の女性の依頼を受け自宅に出向いて薬物を投与し殺害。その後、半年以上もかかって最近嘱託殺人容疑で逮捕された事件だ。

 

   この女性に投与された薬物は、海外の安楽死を認めている国で使われる睡眠薬。この睡眠薬が、チューブで胃に栄養を直接送る「胃ろう(当方も術後食道も胃が無くなったから経腸管と云われていた)」から投与された。以前から犯人の一人が「高齢者を枯らす」と云い放っていたのも、「津久井・やまゆり園殺傷事件」と全く同じ構図だ。

 

  このため、被害女性は急性薬物中毒で死亡。体内から検出された薬物の成分は、鎮静効果などがあるバルビツール酸系睡眠薬だったらしい。この睡眠薬、大量に摂取すると死にいたることから、安楽死を認めている国の一部では同じ種類の薬が使用されているものので日本では「向精神薬」に分類されるも市販はされていない。こういう内容が詳細に報道されると模倣類似事件が拡がる危険性がある。薬剤名まで公表するのは如何なものか?

 

 膠原病、ALSにエリテマトーデスと世には数えきれないほどの難病もあって、治療薬も治療方法も確立されていないのが現実。ニセ医者の海外での医師免許取得。それにつるんだ厚労省の許認可権を持つ医系技官。チャンコロ・ウイルス関連で日々患者のお世話をしている医療従事者のご苦労とは雲泥だ。この事件「必要悪」とは言わないが。この事案に限らず官民、政財界やプライベートにおいても確実に闇の請負業(人)は存在する。

 

 延命措置のために一度人工呼吸器を装着すると、今度は装置を外す(死亡)ときに殺人ほう助罪に問われることになる。だから装着着脱の判断は実に難しい。延命、尊厳死安楽死。被害女性の父親がコメントしていた。容疑者の嘱託殺人に対する怒りを前提にしつつも「彼女の本心を想うと複雑な心境だ」と答えていたのが生々しい。「一体、本音はどうだったんだろうか」とも思う。

 

 その昔、某B/KのN為替課長、20代未婚の娘さんが脳腫瘍で入院。その時、県立中央病院で落胆した親御さんに何度かお会いし、言葉も交わした。でもその後の父娘の行く末が分からないのが残念だ。生きる権利と死ぬ権利。難病患者の今を、最近TVに出ずっばりの二木芳人氏の三男(岩手医大生)は何とコメントするか。

「ごろん」と産まれし

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 私事ではあるが、先週の日曜の午前に入院した娘。翌日(厳密には昨27日午前三時)、陣痛間隔が短くなり、分娩室に入室してものの10分で第二子を産んだ。まるで、「ドングリコロコロ♪」の世界だ。

 

 名前も決まっていないが体重3,170g、身長42cmの女児だ。お宮参りや百日のお喰い初めまでは目は見えてるのか、耳は聴こえているのか分からないが、ひとまず五体が揃っているのは有難い。

 

 我が家系は、どうも女系の様だ。当方母方も父方も圧倒的に女性が多い。これで、六人もの孫に恵まれたのは有難い。そのうち男児は2人。

 

 それにしても小児科や産婦人科の担当医は、予定のない見込みが付かない時期にでも待機しながら受診や出産に対処する。華々しい外科医や皮膚科の女医とは大違いだ。

 

    潮の満干によって、多くは深夜、早朝や休日に人の命はこの世を去り、そして再び生まれ来る命もある。そんな宿命のなかで、選別もしようもない今生を我々も生きている。それにしても、返す返すも無事に産まれてきてことに感謝だ。いま、上の孫娘を預かっているわが家では、病弱の家内が、添い寝をしながら既に早々床に就いている。

 

    有難いばかりで言葉もない!!また、出産祝いの準備をと出費が次々と重なるが、これも爺婆の「お務(勤)め」。「ああ~、ありがたやアリガタヤ!!」。今週末の退院までは会えないが、おそらく母児ともにCPR検査は終えている筈だ。