Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

「病は気から」とは云うものの

 ここでこのブログがつながるということは、お察しのとおりです。昨日は雨上がりの中、都心の上信越道では上田界隈で法外な多重追突事故も報道もあってイヤな雰囲気での大学病院に登院。総合検査は午前10時過ぎからだ。おおよそ大学病院たるもの一時間もすれば検査結果が出る。

 

    当日のご診察は腎臓、膀胱や前立腺を診る「泌尿器科」だ。今日の宣告次第ではこの先徳兵衛の人生も大きく変わる。先月の(生検)病理検査結果は11時すぎに担当医から申し渡される。

 

 そうした輻輳する心持からか1週間ほど前から落ち着かない。そんなことがあってか、最近相続関係の書籍や金融機関からのパンフを無意識のうちに集める。到底昨日の今日で心情穏やかではないから、そんなものをじっくり読んでいる気にもなれない。気が付けば掲載フォトの「死後の手続きノート」なる本も買っていた。

 

 一昨日の夢見は悪く、大学病院ということもあって実際に観た地下の霊安室が甦るは、献体されたご遺体のホルマリン漬けはどこに保管されているのか右往左往する自分自身の姿?診療科によらず学生、研修医は一度は実技を含む解剖学を学ぶ様子を繰り返し見ながら寝汗をかいて夜中に目を覚ました。

 

 さらに現実を見ると「初期の腎臓がんを公表したお笑いコンビ「オズワルド」の畠中悠が29日に自身のX(旧ツイッター)を更新し、手術を終えたことを報告した。」とのニュースや、「キャスターの小倉智昭氏が2018年、がんでぼうこうを全摘したがその後、肺に転移。昨年末には左の腎臓を摘出」とのネガティブな記事も大いに気にかかかった。

 

 それに抗するように一昨日は仏壇の「おりん」などの仏具をピカピカに懸命に磨き上げ、仏花も新しいモノに入れ替えた。こうなれば最後は「ご先祖様頼み」だ。当日朝も手厚く掌を合わせ、「死刑宣告」でないことを祈った。

 

 結果は「腎血管筋脂肪腫」(良性)との病理結果。それに安堵したのか家路を急ぎ途中で立ち食いそば屋で空腹を満たし帰宅後は夕方まで熟睡。ドジャーズ大谷の結婚報告実況も政倫審の中継も、能登半島地震後2か月のニュースもかすむ長い一日だった。