Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

「お別れホスピタル」に観る現実

 何故か日本だというのに韓国ドラマや中国紀行番組が多いなか、つい1~2週間前、何気にラジオ版を開いて目に留まったのがN(犬)HKの土曜ドラマ。「お別れホスピタル」。これが「しんどいとういか辛い」内容だわ!

 

 ここには妙なリアリテイがあってドラマに食い込まされる。それは家族愛であったり夫婦愛であったり、今の医療や介護の現場を如実に映し出している。涙が出るとかでないとかではなく、その展開に思わず頷いてしまう。

 

 年を取ったのか、自身が病弱だからのかは分からないが一コマ一コマが共感を呼ぶ。こっそりと黙って独りで見ていたのだが、知らぬうちに内も録画していた。このどうやら目に留まるのは同じようだ。

 

 このドラマだけに限って言えば上手い、すごい、ご立派「N(犬)HK」だからこそ受信料は惜しまない。つまらぬ大河ドラマを制作するよりよほどこういった社会ドラマ作りの方に意味がある。

 以下は、同局から公開されている番組紹介だ。

 

高齢化が進行し、癌が国民病と化した現在の日本。7割以上の人が病院で最期を迎える。そんな病院の中でも 、 末期がんなど重度の医療ケアが必要な人や、在宅の望めない人を受け入れる療養病棟。 そこはまさに医療のセーフティーネット

その最前線に立つ看護師は、 意思表示の難しい患者さんのわずかな変化も見逃さず、 そこでの 日々が最善であるよう努める。

ただ 苦痛を取り除くだけでなく、その人らしい「 限りある生のかたち 」 を求めて日々奮闘する。

 

 そして、訪れた最期から、その人なりに「生き切った命」を見届ける証人となる。

患者さんや、その家族、そして彼らと関わる医師や看護師の、葛藤や、怒りや、悲しみや、小さな喜びや、笑顔や、素顔の先にあるドラマを通して、

「死を迎える」ことと、「生きる」ことの意味を問いかける。 それは、私たちの未来への一筋の光につながっていくはず。

 「お別れホスピタル」それはー死の一番そばにある病院で繰り広げられる、壮絶で、けれど愛にあふれた人間ドラマです。

 

原作:沖田×華

脚本:安達奈緒子

音楽:清水靖晃

挿入歌:Chara「小さなお家」

演出:柴田岳志 笠浦友愛