Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

学ばない人と懲りない人々

 今回の能登半島地震で、行政権限者がボランティアを受け入れ可否を判断しない。だから自主的に応援・支援に駆け付ける人も多い。ただ、中には物見遊山で、震災直後様子をユーチューブに上げ、アクセス数を稼ぐ輩もいる。

 

 中には自衛隊の隊員服や警察官や消防を装い、勝手に住居に侵入。貴重品や現金をかさらっていく火事場泥棒まで出現している。

 

 避難所はなぜか、学校の体育館、教室や公共施設に集中しその煽りを受けて生徒や児童が震災疎開するお粗末。

 

 TV番組はここぞとばかりに後講釈で番組を繋いでいる。いつもの切り取り手法で「今一番必用なものは?」の問いに「水です」と答える避難民。

 

 給水するには排水も必要だ。一時的上水道が修復できたにしても下水道が快復しなければ、避難所の🚻は糞尿まみれ。その臭いたるたるは強烈でとても居たたまれないといい。衛生環境は最悪で感染症までもが蔓延しだした。避難所には「責任者たる者がおらず」、避難民は仕切り者のいない狭い空間を右往左往するだけ。

 

 政治家も国も行政も自治体も「決めるべきものがはっきりした指示をださない限り現場は混乱するばかりだ」。派閥、キックバック問題、パー券問題にしても同じことがいえる。一斉に口を閉ざし、だれも説明責任を果たさず、潔しとしようとしない。

 

 頬かぶりをして、耳をふさぎ頭を下げてひたすら嵐が通り過ぎるのを待つだけだ。よく似た構造だ。

 

 当事者として、国や地域を守るものとして強力なリーダーシップを発揮すべきだと痛感する。東日本大震災阪神淡路大震災、台風被害、集中豪雨などこれまで自然災害から学んだものは何一つない。

 

 アリバイ作りのための一時的な現地訪問や有名人のパフォーマンスのための現地での焼きそばづくりやカレー作り。こんなことは現場は必要としない。

 

 教訓は活かされずただただ懲りない面々だけが増えていくばかりだ。