Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

ただより高いものはない

 あのねー、無料、便利さ、使い勝手がいい、割引等のどれをとっても響はいいがこの裏には誰かが、製造コストや物流コストを負担している。

 

 つまりですね、取引関係や受注先からの圧力で身を削る思いで利益を吐きだす、または赤字でも、採算が合わなくても取引を続けなければ食っていけない。そんなコスト負担だけでやっとこさっとこ何とか看板だけを掲げている業種もある。

 

 そう考えてみると、世の中の動きも商売も影に膨大なコストがかかっているのが良く分かる。送料無料は運送会社にコストを転嫁し、今なら半額との謳い文句は製造元にコスト転嫁しているだけだ。

 

 このテクニックを巧妙に使えるのが、差配師、手配師と呼ばれる連中だ。経営のトップやキャリア官僚、政治屋などは正にこの類だ。

 

 頭の悪い社員や無能な職員、知恵のないものほど目先の出来事にごまかされ、結局高いものを掴まされる。どこに、いくら、なぜこの値段で・・こんなに便利に・・と思う前にこのコストは誰が負担しているのかをもう一度、冷静に再考してもらいたいものだ。