五月(皐月)に入って空高く、早朝散歩の薫風も心地よい。GWは人の移動が激しい。わが家も多聞に洩れず、移動しまくりだ。しかも、みなお車でのお出掛け。あるものは信州へ、あるものは常陸の国のネモヒラを鑑賞に大移動。
拙者も子供に誘われたがご丁寧にお断わりをしたが家人は喜んで子供たち家族について行った。人が動くときに動かないのは拙者の信念・心得。盆暮れ正月、GWにCWもそうだが人と一緒に動いては碌なことがない。
奥深い山中のポツンと一軒家の田舎ではあるまいし、若い頃に得意だった車の運転は、今は昔で、大の苦手(嫌い)となった。むしろ隔日ごとに通院に遣っている愚妻の方が運転はよほど上手い。尤も都内では車より電車の方が素早く動けて都合がいい。
それでも子供らのご家族の皆さんともなると、車は必需品。カーシェアーしたのにも拘わらず今では自前で自家用車を購入。その方が機動性もあってなにかと便利らしい。当方も甲府の空き実家にポンコツの軽四輪を旧態状態で留め置いている位だから・・。
しばらくもすると、乗っていない車はタイヤのエアーは抜け、バッテリー上がって使い物にならない。でも何もしなくてもエンジンを動かさなくても、走らなくても税金や車検は必ず訪れる。貧乏人のくせに当方名義で2台も所有しているとコストもバカにならな~い!
この時期は、季節はいいが多渋な時期だ。それというのも確定申告が終わってやっと戻って来た国税還付金。これもあっという間に昇華。なにしろ車検代から始まり固定資産税に自動車税などの徴税と・・・支払いが続く。
そもそも今月末には大口の区・市町村税の徴税がやってくるのが辛い。それにGW明けのチンコロナの感染拡大も怖い野田聖子。動いても動かなくても寝てい居るだけでも税金や保険金は取られ、ル~大柴!
不思議と子供らの車は外車から切替え、申し合わせたかのようにホンダ、トヨタにダットサンの国産車のワンワンボックスカー(なぜか全員黒メタ車なのが不思議でならない・拙者の車はホワイト、赤色の車は事故が多いと保険会社から聞く)の一連。
どこのご家族の車もオート・リクライニングシート、フットレストに全席にTVつきのゴージャスなお車ばかり。当方が若かりし頃は、結婚直後でコンパクトなセコハンの故障だらけのポンコツファミリーカーを駆使。家族で動き廻っていたのは一体何んだッとのか?と・・・それでもそれはそれで甘い記憶(スイートメモリー)として脳裏に焼き付いている。