Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

慰安夫旅行(前編)

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    SNSやプログなどに日程や個人的な都合を載せてしまうと、空き巣の被害に遭うなどそのリスクの高さから掲載はご遠慮してきた。週末は在庫ネタをご披露させていただいたが昨夜遅く無事北区王子(往生)した。まだ、朝早いのでこの続きは日中にカキコしよう。

 

 ひょんなことで、子供夫婦、孫と当夫婦の家族旅行が実現した。来年あたりかと思っていったが先週末、穴場が見つかった。もっぱらスケジュール、企画は愚妻担当。当方は専ら生き帰りの車の運転とご家族全員の費用持ち。GWは勿論のこと、この先予約で満室、やっと予約できたのは新館セミスイートルーム4室。総勢十数名のチョットした豪華団体旅行、景気がいいのか、悪いのか駐車場の自動車プレートをみれば全国各地から子連れの家族が集まっているのがよく分かる。でもこんな処にでも支那人の姿を見かけるようになった。

 

 疲れて、金出して、そのうえみなさんのご機嫌取って・・どう考えても割に合わない。「そこはぐっと堪えて」、とはいえ体調不良の中での強行軍。一つだけワガママを、云わせてもらった。それは、登った経験のある北八ヶ岳横岳のトレッキングと蓼科山を拝むことだ。

 

 でも、2~3歳時のお子ちゃま連れでは、自ずとそんな行動は制限される。そのうえお孫さん中心のプランにならざるを得ない。となると自然とお泊りは白樺リゾート辺り。これって、慰安の夫・婦旅行なのか、お子ちゃま向けサービスなのか分らなくなる。

 

 旅行前から覚悟はできていた。全員が笑顔で楽しめるのは、もうこのタイミングしかないかも知れない。何しろ全員の集合写真さえ撮れれば、夫婦どちらが先に逝っても葬儀の受付の隣にでも飾っておけば弔問客の涙を誘うだろうとの思惑があってのことだ。

 

 若い時は、無我夢中で仕事や子育てに追われ時の経つのも忘れていたが、さすがにこの年になると子供や孫とのお付き合いは心身ともに疲れる。一通りみんなのお喋りを聞いた後で「So but(でもな!)」というのが当方の口癖だ。それを聞いた子供たちは「オヤジ、親父っ!またそれかよ?」の子供からのいつもの突っ込みにも応えられない。その上、一言喋れば上げ足をとられヘコまされ、閉口してしまう。明らかに元気のない証拠だ。

 

 体が丈夫なときは、なんてことはなかったが。みんなと飯は喰えず、温泉にも入れず、今回の旅行こんな当方心身には流石に堪えた。

 

  昭和のレトロな雰囲気がいまだに残るリゾートのご当地、多産系家族が多い時代は当たった。でも少子高齢化が進展し、ひとたび陰りが見えだせばここも廃墟となるに違いない。

 

   帰りに諏訪大社本宮で参拝した。引いた御御籤には「抱え人(病人)、三者に預けるべし」とあった。